モーツァルトを流したら犯罪が激減
らばQより、「静かな街を考える会」の趣旨に反しますが、投稿します。
http://labaq.com/archives/51521877.html
(引用始め)
モーツァルトを流したら犯罪が激減…ニュージーランド
2010年11月10日 22:33
クラシック音楽が胎教に良いとか、学習がはかどるといった効果はよく聞く話ですが、治安にも一役買っているというニュースがありました。
ニュージーランドでモーツァルトを流したところ、犯罪が激減していると言うのです。
クライストチャーチは人口38万人のニュージーランド2番目の都市。その通りでモーツァルトを流したところ、軽犯罪等が劇的に減ったと言います。
街の中心地では反社会的な事件が2008年の10月の記録で週に77件あったものが、モーツァルトを流し始めた2009年から大幅に改善し、今年の同じ週にはたった2件にまで減ったそうです。
麻薬や飲酒に関する事件も2008年に16件あったものが、今年の同じ週には0件になるなど効果は著しいようです。
セントラルシティビジネス協会では、当初バリー・マニロウ(アメリカのポピュラー音楽)を流す予定でしたが、クラシックの方がより落ち着かせるとモーツァルトを選択しました。
モーツァルトの曲には、良い振る舞いをする環境を作り出す効果があるとされ、治安が良くなることで市民も安心して買い物ができるとのことです。
にわかに信じがたいほどの劇的変化ですが、少しでも効果があるのなら、ぜひ他の都市でも試して欲しいところです。
(引用終わり)
1)一読すると、音楽を流すことによって犯罪が減るのであれば、音楽を流すことは良い事のような気がします。
しかし、これだけで音楽を流したことと犯罪の減少の間に因果関係があると言い切れるのでしょうか?
例えば景気の変動など、他の要因が働いているのかもしれません。
2)公共の場所で無理矢理音を聴かせるということの方が、<反社会的な事件>よりも<反社会的>のような気がします。
無理矢理音を聴かせておとなしくさせる、という発想は家畜と同じです。
人間としての尊厳はどこに行ったのでしょう。
犯罪を減少させるために自由が奪われては何にもなりません。
犯罪を減らすためには、貧困、雇用、差別、社会的排除といった犯罪の原因を減らすべきです。
また、警察官の人権意識を高めることも大切です。
3)また、音楽を馬鹿にしているようにも思えます。
音楽家の方々は、自分の演奏がこのように使われてどう思っているのでしょうか。
4)このような発想が日本に輸入されないことを願っています。
もう既に入ってきているのでしょうか。
というより、日本発のような気もします。
おわり
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