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2010年11月27日 (土)

東京拘置所・「囚われの聴衆」

月刊創(2006年11月号)「なぜ私は死刑廃止論者になったのか」(佐藤優、58ページ)より

http://www.tsukuru.co.jp/

 

(佐藤優氏は、当時、逮捕され起訴され、東京拘置所で暮らしていました。)

 

<私が32房で生活して、ちょっとした異変に気付いた。1週間に1~2回、31房と33房にビデオつきテレビが差し入れられ、隣人たちは映画を観賞しているのだ。「男はつらいよ」や「千と千尋の神隠し」のメロディが聞こえてくる。また、洋画なのだろうか、英語の声が聞こえてくることもある。>(60ページより)

 

結局、両隣りは「確定者」であることが分かったそうです。

「確定者」には、心情の安定のためビデオの視聴が許されているそうです。

 

私はここで死刑の存否について議論したいのではありません。

被告人や死刑囚になっても聴きたくない音を無理やり聴かされる場合があるということを言いたいのです。

 

<・・・ステレオスピーカーがついたので、ラジオの音楽番組は音に立体感が出てとても楽しくなったが、外界の音が全く聞こえない。・・・>(59ページ)と書かれていますが、これについても隣の部屋の音は聴こえるのではないでしょうか?

 

拘置所に入っても(拘置所だから配慮されてないのか)聴きたくない音を無理やり聴かされるのです。

本当に文字通りの「囚われの聴衆」です。

 

(なお、恐らく東京拘置所をモデルにしているテレビドラマ「モリのアサガオ」では、死刑囚は死刑囚だけの特別な場所で暮らしていますが、実際は未決の人と確定囚の部屋は特に隔離されていないようです。)

 

おわり


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