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2010年11月30日 (火)

広島地裁 国道2号騒音訴訟

2010/05/22 (Sat) 18:59:06

毎日jpより引用します。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100520k0000e040029000c.html

(引用始)

国道2号訴訟:国などに賠償命令 住民騒音被害で広島地裁
広島市中心部の国道2号とその上を通る高架バイパスの騒音や排ガスで健康や生活に被害を受けたなどとして、沿道の住民ら78人(商店含む)が国と広島市に国道の供用の一部差し止めやバイパス建設工事の差し止め、総額約1億7000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が20日、広島地裁であった。橋本良成裁判長(植屋伸一裁判長代読)は「騒音被害は社会生活上受忍すべき限度を超えている」として、住民36人に計約2160万円の損害賠償を支払うよう命じた。差し止め請求はいずれも棄却。受忍限度については、国の環境基準よりも厳しく判断した。
 国土交通省によると、道路騒音被害への賠償を認めた判決は兵庫県での国道43号訴訟に続き2例目で、3大都市圏以外の道路公害で賠償を命じたのは初めて。
 高架工事(全長4.2キロ)は交通量増加に対応するため1971年に着工し、地元の反対で中断後、03年までに西側2.1キロが開通した。残り区間の工事は財政難で凍結されているが、国は計画再検討を迫られる。
 判決などによると、原告は住民39人、勤務者38人、商店1。通行量は1日6万~10万台で、沿道の騒音や排ガスが基準を超え、睡眠や会話、テレビ鑑賞、業務などに支障があり、健康被害にもつながると主張。国側は「沿道の住民や事業者に便益をもたらし、日常生活の維持存続に不可欠な道路」「国道設置後に転入した原告もいる」などと反論した。
 判決は、騒音被害について、「住民の一部が国の環境基準(昼間70デシベル、夜間65デシベル)を超える騒音にさらされている」と指摘。その上で、「この道路の公共性・公益性の一定部分は沿道住民らの犠牲の上に実現され、不公平があり、住民の一部は受忍限度を超えた被害を受けている」と判断。受忍限度は、文献などを基に「昼間の屋外で65デシベル以上の騒音で会話に支障が出る」「夜間の屋内で45デシベル以上で睡眠に影響が出る」とし、基準を超える原告について賠償を認めた。
 勤務者については、「被害と道路からの利益を比較すると著しい不均衡はない」として賠償請求を棄却した。
 また、道路や高架工事の差し止め請求については、「具体的な健康被害にまでは至らないなど、差し止めを認めるほどの被害を受けているとはいえない」として退けた。【中里顕、寺岡俊】
毎日新聞 2010年5月20日 11時33分(最終更新 5月20日 13時38分)

(引用終)

このような騒音は、拡声器騒音・文化騒音とは直接関係ないのかもしれません。
しかし、受忍限度を、「昼間の屋外で65デシベル以上の騒音で
会話に支障が出る」「夜間の屋内で45デシベル以上で睡眠に影響が出る」
と明確に基準を示したところに意味があると思います。

また、受忍限度論で原告側が(損害賠償のみですが)勝訴というのは、
珍しいと思います。
(ただし、地裁判決なので、上級審でどうなるのか分かりませんが、、、)

拡声器騒音・文化騒音にも応用できないでしょうか。

以上

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