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2011年9月11日 (日)

「橋下徹大阪府知事のツイッター(2011年9月7日)より」

「橋下徹大阪府知事のツイッター(2011年9月7日)より」

 

この日は、朝8時頃から橋下ツイートが始まっていました。

咲洲庁舎について語るのかな?台風について語るのかな?と思っていたのですが・・・

(色変えは引用者です。)

 

①<野田首相は個別政策の前に意思決定の仕組みの構築、組織マネジメントに腐心されています。政調会復活、政務三役会議、事務次官会議などなど。政治は言うだけでなく実行してなんぼ。野田政権では政府組織が動くのではないかと大いに期待できます。

 

政治は・・・実行>すれば良いというものではありません。

「結果を出してなんぼ」と言って欲しい所です。

 

②<野田首相の構築している仕組みは自民党時代とあまり変わらない。そりゃそうです。議院内閣制の下、巨大な政府組織を動かす仕組み自体は、無機中立的に一定のものが想定されます。議院内閣制ですから政党が一定の関与を強めるのは当たり前ですし、組織を動かすために官僚組織の調整組織も必要です。

 

ここでいつものように議院内閣制を批判して首相公選制について言うのかなと思ったのですが、違うようです。

 

③<政調会、三役会議、事務次官会議は、今の日本の政治システムでは必要な意思決定の仕組みでしょう。あとは、この仕組みを使ってどのような政策を実現するのか。この政策のところで党の政治価値が現れます。そして一番重要なことは、この仕組みで日本の将来のための、国民のための政策となるか。

 

橋下氏および大阪維新の会のメンバーの意思決定による防災拠点としての咲洲庁舎撤退や(誰も望んでいないらしい)成人病センターの移転など橋下氏の政策が大阪府民(住民)のためになっているでしょうか?

もう<政治システム>云々の問題ではないような気がします。

橋下氏がトップにいる限り、どのような制度にしても駄目だと思います。

 

④<議員からの積み上げ方式になると、どうしても選挙区事情や票を持っている業界団体の意向が強く反映される。そして日本全体のための政策から離れていってし まう。またボトムアップだとそもそもの方向性すら誰が決めるのか分からない。さらに政府に身を置かない議員は責任を持たない意見ばかりを言う。

 

本当にその通りです。

大阪維新の会の議員も無責任ですからね(!)。 

政府に身を置かない議員>とは、大臣ではない議員ということでしょうか?

責任を持たない意見>との事ですが、橋下氏の言う<責任>とは、次の選挙で落とされるという政治的責任という意味でしょう。

咲洲庁舎撤退による100億円以上の損失の責任は、どうなるのでしょうか?

 

⑤<政府が扱う案件は膨大なもの。ある程度の方向性が示されないと、結局のところ役所サイドが方向性を決めることになる。役人は選挙で選ばれていないので、自分の判断で国民を説得するという大きな自信を持てない。また持っちゃいけない。

 

行政控除説ですからね。<政府が扱う案件は膨大>でしょう。

ただし、耐震偽装や薬害など、国民(住民)の安全や生命に係わるような事項については、国民(住民)を説得してもらわないと困るのですが。

 

⑥<結局、継続性、安定性、利害関係者から文句を言われないか、制度との整合性が重視される。これが行き過ぎたのが自民党政権。政治のトップダウンと組織のボトムアップのバランスを取るのが政治マネジメント。これこそ政党の力量だと思う。仕組み自体は自民党政権の時と類似することはむしろ当然。

 

他の党(自由民主党)の批判をしている場合ではありませんよ。

利害関係者>って、どんな人でしょうか?

政治献金をするような人でしょうか?

そもそも<利害関係者>ではない大阪府民って、いるのでしょうか?

それとも橋下氏は、特定の団体のために政治を行っているのでしょうか?

 

⑦<府庁幹部会議で良く話しますが、行政の膨大な仕事のうち99%は行政組織の自律的判断によって物事が進みます。継続性、安定性、利害関係者への配慮。しかしどうしても行政組織では対応できない問題もある。こここそ政治の役割。分量的には1%ほどでしょう。

 

99%>という極端な数字を出す所に「2万%」と同じ幼稚性を感じますが、まあ良いです。

 

⑧<ところが分量的には1%ほどかもしれないが、質的にはこの1%が決定的に重要。この分量的には1%分の政治的決定が、組織の進むべき方向性を示し、組織の自律的判断の基になる。つまり分量的に1%分の政治的決定が、残りの99%分の方向性も決める。

 

次に行きます。

 

⑨<1%分の政治決定さえすれば、残りは組織の自律的判断に任せても良い。組織はどんどん動きます。そして要所、要所で、政治家が考える方向性と組織の考える 方向性に齟齬があれば議論し方向性を決め直す。そして重要なことは、何が政治家が決めるべき1%かを見極めること。ここに答えはありません。

 

答えが無いからと言って何をしても良いとはなりません。

唯一の答えは無くても、ある程度の妥当な答えはあるはずです。

そして、憲法上の制約を守ったり(国旗・国歌条例、公務員条例)、専門家の意見を慎重に聞く(咲洲庁舎)などすれば妥当な答えに到達できる(できた)はずです。

 

⑩<行政組織がやるべきことに政治家があれやこれやと首と突っ込んだり、政治家がやるべき判断を行政組織がやりだすと、政治・行政は大混乱の上、国民から見放される。行政組織の方向性を示す、政治が担当する1%とは何か。これがほんと難しい。

 

橋下氏が<首と突っ込ん>だせいで、大阪府の<政治・行政は大混乱>になっていますよ。

そのうち府民から見放されますよ。

(既に見放されているという説もあります。)

次が結論です。

 

⑪<いずれにせよ政治を機能させるには、個別政策の前に、政治行政を機能させる意思決定の仕組み、組織マネジメントが必要。組織論です。これは地方自治体でも同じ。大阪においては、大阪府庁と大阪市役所の問題。現代の大阪において政治行政が機能する新しい役所組織が必要。これが大阪都構想。

 

これが結論部分です。

今回、私が言いたいのはここです。

橋下氏の言うように<いずれにせよ政治を機能させるには、個別政策の前に、政治行政を機能させる意思決定の仕組み、組織マネジメントが必要>だとしましょう。

仮にそうだとしても、今回の(予め下書きされたであろう)一連のツイートを読んでも、<大阪都構想>にすれば、なぜ<政治行政が機能する>のかという一番大事な所が全く書かれていないのです。

①から⑩が⑪の理由付けに特になっていないのです。

ほとんど無関係と言っても良いでしょう。

 

結局、咲洲庁舎撤退や大きな被害を出した台風については一切触れていませんね・・・

 

おわり

 

関連記事

「橋下徹氏と平松邦夫氏の台風への対応」

http://kumaokun.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-fe4a.html


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