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2011年10月12日 (水)

「橋下徹氏が「世間」という言葉を使う時」

「橋下徹氏が「世間」という言葉を使う時」

 

1)橋下徹氏は、事あるごとに「世間」という言葉を使って、相手を攻撃します。

具体例をいくつか挙げます。

 

橋下徹氏のツイッター(2011年8月23日)より

組織として当たり前のことを定めただけです。当然、職員組合は反発しているようですが、今回の条文のどこがおかしいのか、表でとことん議論しましょう。世間の感覚と公務員の感覚のどこが違うのか、はっきりさせましょう。職員組合は、今回の条例では政治に従順な公務員を作るだけだと言っています。posted at 00:36:14

 

橋下徹氏のツイッター(2011年7月16日)より

僕は、刑事弁護と言えども、事案によっては弁護人が世間に対してきちんと説明すべき義務がある、世間の批判に真正面から向き合わなければならない、批判の対象にならない特権などないという考えで、知事就任前に問題提起しました。表現はいつものように不適切な点はあったかもしれません。posted at 16:44:00

 

2)次に「人間失格」(太宰治、新潮文庫)の91ページから

引用元は「青空文庫」です。色変えは引用者です。

http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/301_14912.html

 

(引用始め)

 

「しかし、お前の、女道楽もこのへんでよすんだね。これ以上は、世間が、ゆるさないからな」
 
世間とは、いったい、何の事でしょう。人間の複数でしょうか。どこに、その世間というものの実体があるのでしょう。けれども、何しろ、強く、きびしく、こわいもの、とばかり思ってこれまで生きて来たのですが、しかし、堀木にそう言われて、ふと、
「世間というのは、君じゃないか」
 という言葉が、舌の先まで出かかって、堀木を怒らせるのがイヤで、ひっこめました。
(それは世間が、ゆるさない)
世間じゃない。あなたが、ゆるさないのでしょう?
(そんな事をすると、世間からひどいめに逢うぞ)
世間じゃない。あなたでしょう?
(いまに世間から葬られる)
世間じゃない。葬むるのは、あなたでしょう?
 

(なんじ)は、汝個人のおそろしさ、怪奇、悪辣(あくらつ)、古狸(ふるだぬき)性、

妖婆(ようば)性を知れ! などと、さまざまの言葉が胸中に去来したのですが、自分は、ただ顔の汗をハンケチで拭いて、冷汗(ひやあせ)、冷汗」と言って笑っただけでした。
けれども、その時以来、自分は、(
世間とは個人じゃないか)という、思想めいたものを持つようになったのです。

 

(引用終わり)

 

3)太宰治によると「世間」とは個人だそうです。

 

これによると、橋下氏(に限りません)が「世間」を使っての攻撃は、結局、自分が相手の事を気に入らないと言っているだけ、という事になります。

 

前述のツイッターの例で言うと、公務員は自分(橋下氏)の感覚とは違う、刑事弁護人は自分(橋下氏)に対して説明しろ、となるだけです。

 

何の説得力もありませんね。

 

 

 

おわり

 

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