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2011年12月 6日 (火)

「月刊「創」(2011年12月号)の感想」

「月刊「創」(2011年12月号)の感想」

 

月刊「創」(2011年12月号)(680円、創出版)の感想を簡単に書きます。

 

1)P14より、柳美里氏の「この夏の病」。柳美里さんは、この夏、原因不明の痛みで大変だったようです。病院の名前を出して、対応が悪かった、と書いていますが、大丈夫でしょうか?

 

2)P26からP37まで「ハシズム集会2回目」の中島岳志氏の講演が収録されています。微妙に編集してある感じです。

 

3)P52から、マツダ事件の被告人の手記が掲載されています。全く反省していない感じです。秋葉原の事件の加害者というより、池田小事件の加害者のような感じです。P54より、マツダ事件の加害者は非正規雇用だったが正社員になる気はなかったそうです。「所詮ワシは負け組じゃけーのー」との事です。P56より、600万円の借金があったので自己破産。リーマンショックで派遣切りで生活保護。

P61より、加害者によると、この事件はマツダによる集団ストーカー行為(アパートの部屋への住居不法侵入、車上荒らし、職場のロッカー荒らし)への復讐だそうです。集団ストーカー行為をマツダや大衆媒体は隠しているそうです。

これが事実なら事件の概要がかなり変わってきます。

 

4)P74より、自由報道協会主催の小沢一郎氏の記者会見にて、読売新聞の恒次徹記者がルール違反をした件について。恒次氏の「通常の記者会見では再質問は認められる」に対して上杉隆氏「通常の記者会見とは何だ」という所が印象に残りました。

 

5)P82より、香山リカ氏のスティーブ・ジョブズ氏について。ジョブズ氏は病気の治療で西洋医学的な治療を拒み民間療法へ。香山氏は、その理由をパーソナルコンピューターは既存の文化に対するカウンターカルチャーだから、という考察。

ジョブズ氏はヒッピーだったそうです。電子機器とヒッピー文化というのは私から見たら意外な組み合わせです。この辺りはゲイツ氏との違いでしょうか。私はウインドウズしか使った事が無いので、マックも良さは分かりません。

 

6)P87より、森達也氏の光市事件について。死刑判決が出た時、広島高裁の近くにいた人たちは一斉に拍手し万歳したという情報もあるそうです。しかし、遺族のM氏は笑顔すら見せなかったそうです。<遺族が抱くのは、そんな浅いレベルの悲しみではない。報復すれば収まるような怒りでもない。>という所が印象に残りました。

遺族の応報感情を死刑存置の理由にすると、被害者に遺族がいない場合は刑が軽くなるの?罪刑法定主義は?という指摘。あと法の下の平等もですね。また、この場合の民事訴訟はどうなるのでしょうか?

 

7)P90より、佐藤優氏、沖縄の方言で沖縄の人の事を正しくは「ウチナーンチュ」と言うそうです。「ウチナンチュー」は「沖縄の奴」という侮蔑の意味を含むそうです。

P92より、佐藤氏は「第5回世界のウチナーンチュ大会」に祝電を送った野田佳彦首相に若干期待し、祝電を送らなかった玄葉光一郎外相について致命的欠陥と評価しています。

 

8)P100より、知的障害者が女児を死なせたとされる「東金事件」について。事件の後にマスコミ関係者からの接触に警戒しない被疑者。そしてそれを利用する女性記者。知的障害者の犯罪およびその報道について考えさせられます。

この事件は被疑者が働いていた工場の主任と上手く行かず退職した次の日に起きています。父親は長期入院、母親は仕事。後から言っても仕方がありませんが、彼をサポートする人がいたらこの事件は起こらなかった可能性があります。

 

9)P111より、週刊誌による雅子妃バッシング報道について。週刊誌は雅子妃の行動をあげつらっていても敬語を使用。それに対して、<皇室敬語が記号として流通しているこのシステムこそが天皇制を支えている>と指摘しています。

 

10)P112より、渡辺文樹監督の最新作「金正日(キムジョンイル)」。ポスターを張っただけで条例違反(?)で逮捕。P116より、公安警察の人も「創」を読んでいるらしく「子供を学校に行かせた方が良いよ」とアドバイスされたそうです。福島在住の渡辺監督は震災の映像を撮っているそうです。

 

11)P140より、阿曽山大噴火氏の「バカ裁判傍聴記」より。報道各社が傍聴券を得るためにバイトの人を並ばせるのですが、それを裁判所職員が混乱しないように人員整理しているそうです。裁判所公認なのでしょうか?今回は布団泥棒のお話です・・・

読了。

 

今月号はマツダ事件の加害者の手記が印象的でした。この事件は震災や原発事故のせいで、あまり報道されていませんね。

今、雑誌業界は大変だそうで、創出版も経営がかなり苦しいそうです。何とか続けて行って欲しいです。「創」が廃刊になる時が日本の雑誌文化が終わる時です。

 

おわり

 

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