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2011年3月6日 - 2011年3月12日の9件の記事

2011年3月11日 (金)

大阪拘置所・ユーミンの「中央フリーウェイ」

「大阪拘置所・ユーミンの「中央フリーウェイ」」

月刊「創」2006年1月号の110ページの「和歌山カレー事件獄中手記第5弾!『フォーカス』肖像権訴訟最高裁判決を聞いて」(この事件の被告人(当時)H氏の手記)より引用します。

(スキャナーの使い方が分からないので、手で入力します。)

 

先月号で私が「午後9時のチャイムの音(学校と同じです)がなり就寝音楽が5分流れます。今は私は、ユーミンの曲の日が大好きです」と書いてましたら、同じ大阪拘置所内の方々から「中央フリーウェイ」ですね、と書いてきてくれました。私は曲名をすっかり忘れていたのですが、ちゃんとわかりました。どうもありがとうございました。>(112ページより)と書かれています。

 

「中央フリーウェイ 荒井由実さん」

http://www.youtube.com/watch?v=g0YluWd5zUg

 

学校・拘置所では、収容者を統治するための手段として音楽が利用されているようです。

これが地域社会まで広がったのが防災行政無線放送による時報等だと思います。

ただし、この著者は、音楽を楽しみにしているようです。

被告人や死刑囚といえども人権は保障されるべきであり、静穏権を主張しても良いはずですが、私は、今の所そのような主張を聞いたことがありません。

被告人や死刑囚にとっては、それどころではないのかも知れません。

 

おわり

2011年3月 9日 (水)

心身合併症、受け入れ 救急現場「体制に限界」

毎日jp(20101227)より、記録として保存するために引用します。

http://mainichi.jp/select/wadai/kokoro/news/20101227ddm041040075000c.html

 

(引用始め)

 

心身合併症、受け入れ 救急現場「体制に限界」

 

 総合病院と精神科病院、連携必要の指摘も

 東京都東久留米市で昨年2月、体調不良を訴えた統合失調症の男性(当時44歳)の救急搬送先が見つからず翌日死亡した問題で、受け入れを断った 13病院のうち複数の病院が毎日新聞の取材に、身体と精神の合併症患者を受け入れるのが難しい状況を詳しく説明した。総合病院と大学病院は要員の問題など から休日・夜間に精神疾患に対応できないことがある一方、精神科病院は重い身体疾患を診療できず、合併症患者が救急医療のはざまに落ち込む実態が浮かん だ。

 多摩地域の総合病院の事務局長は「うちは当直医を院外の先生にお願いしている。病院の方針は精神疾患があっても受け入れることになっているが、実際は各当直医が判断している」と明かす。

 この病院の夜間・休日の当直体制は診療科ごとに医師1人と看護師数人。1晩で20~30人の救急患者が途切れることなく来る。合併症患者の場合、 治療後に自殺を図らないよう、当直が終わるまで患者から目が離せなくなる。1人の患者にかかり切りになると、他の患者を受け入れられないという。

 事務局長は「特に若い医師に、自殺されて(家族から)裁判を起こされるリスクを避けようとする姿勢が目立つ。救急隊から『精神』という言葉が出た途端、当直医が『防御』してしまうのが実情」と言う。

 23区内の大学病院は「精神疾患が軽症なら精神科の病棟があるので受け入れるが、暴れたりする重症な患者には対応できない構造なので、断ることはある」と話す。

 精神科病院は、もともと内科や外科など身体疾患を診られる医師が少ないうえ当直スタッフも少なく、夜間・休日に緊急の受け入れは難しい。受け入れ たとしても身体疾患の症状が予想より重かった場合、総合病院など転院先を見つけるのに苦労するという。多摩地域の精神科病院の医師は「当直体制を充実させて24時間対応にしたいが、病院経営を考えると難しい」と語る。

 同じ地区の総合病院の事務局長は「救急受診の時、患者のかかりつけの精神科診療所などと連絡が取れれば患者の普段の症状が分かるので、当直医の精 神疾患に対する抵抗感も減る」と、医療機関の連携の必要性を指摘。精神科病床のない別の総合病院の医師は「ベッドが空いていれば合併症でも身体疾患は僕らが診る。治療後に都立病院など公的な病院が精神科の救急患者として受け入れてほしい」と言う。【奥山智己】

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 情報やご意見をメール(t.shakaibu@mainichi.co.jp)、ファクス(03・3212・0635)、手紙(〒100-8051毎日新聞社会部「こころを救う」係)でお寄せください。

毎日新聞 20101227日 東京朝刊

 

(引用終わり)

   

「火の用心」呼びかけるはずが… 消防団の車が火災

朝日コム(201138日)より

http://www.asahi.com/national/update/0308/TKY201103080467.html?ref=goo

 

(引用始め)

 

「火の用心」呼びかけるはずが 消防団の車が火災

201138206

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 春の全国火災予防運動最終日だった7日夕、横浜市旭区を走っていた消防団の車が突然燃え上がった。ぼやで済んだが、車は消火器の粉まみれに。

 街を巡回し「火の取り扱いに注意してください」と放送で呼びかけている最中、荷台から炎が上がるのをパトカーが見つけた。乗っていた団員が慌てて消し止めた。

 消火栓から水をくむポンプからガソリンが漏れ、引火した可能性がある。消火にかかった時間は3分。旭消防署は「立場がないですが、団員の素早い対処が救いです」。

 

(引用終わり)

 

1)正にマッチポンプ、本末転倒です。

<春の全国火災予防運動>というものがあるという事を初めて知りました。

そもそも<街を巡回し「火の取り扱いに注意してください」と放送で呼びかけ>るということ自体が無意味どころか有害なのです。

この記事には、この点についての指摘はありません。


2)拡声器を使い騒音をまき散らすものの中には運動会・だんじり・珍走団・消防団・右翼等がありますが、これらの根本の発想は同じなのです。

伝統や安全という表向きの理由を掲げていますが、本当はただ騒ぎたいだけ、音により人を支配したいだけなのです。

 

おわり

 

関連記事

「体育会系気質と拡声器騒音」

http://kumaokun.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-017b.html

 

「消防署の拡声器騒音(2010年11月11日)」

http://kumaokun.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-3058.html

 

2011年3月 8日 (火)

心身合併症、搬送・転院要請 都内の総合病院、患者3割入院できず

精神病 (岩波新書) 毎日jp2011118日)より、記録として保存するために引用します。

http://mainichi.jp/select/wadai/kokoro/news/20110118ddm041040119000c.html

 

(引用始め)

 

心身合併症、搬送・転院要請 都内の総合病院、患者3割入院できず

 

 満床など理由--07年厚労省調査

 精神障害者が身体疾患にかかる心身合併症の受け入れ病院不足問題で、救急搬送や転院で精神科病床のある東京都内の総合病院へ入院要請した合併症患 者の約3割が、要請された病院に入院できなかったことが、厚生労働省研究班の調査で分かった。うち約7割は「満床」が理由だった。総合病院は合併症治療の 要として患者が集中しているだけに、専門家は「予想以上に深刻な状況だ。手術が必要な重い合併症ほど断られていた。一時的な処置だけ受け自宅に帰った患者 も少なくないのでは」と指摘する。【堀智行】

 調査は順天堂大医学部付属練馬病院の八田耕太郎先任准教授の研究班が実施。07年4~5月の2カ月間、大学病院や都立病院を含む精神科病床を持つ 都内の全総合病院を対象に調査を依頼し、75%にあたる21病院から回答を得た。救急搬送のほか、一般病院や精神科病院から転院してきた合併症患者数をま とめた。

 調査結果によると、入院治療が必要として受け入れ要請があった合併症患者は262人で、うち88人が要請した病院に入院できなかった。

 理由は満床で対応できない=68%(隔離する個室がない)開放病棟のため管理が困難=7%当該身体疾患の専門医がいない=5%--だった。

 88人のうち31人は自殺を図った後に搬送された患者だった。症状別では大腸がんなど手術を要する重い症状が多かった。

 その後、他の病院で治療を受けられたかどうかは不明。

 一方、要請した病院に入院できた174人について、依頼時の重症度と入院までにかかった日数を調べたところ、即日入院が必要な緊急性の高い患者 88人のうち約3割の30人はその日のうちに受け入れられず、入院待ちとなっていた。また2日以内での入院を要する66人のうち約2割の14人が入院まで に3日以上かかっていた。

 八田先任准教授は「自殺未遂のように精神症状が重かったり、手術が必要な患者ほど断られていた。即日の入院希望も時間がかかっており、十分対応できていない。総合病院の精神科病床をこれ以上減らさないことに加え、一般病院でも合併症治療ができるよう常勤の精神科医の配置を促す手立てが必要だ」と指 摘している。

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毎日新聞 2011118日 東京朝刊

 

(引用終わり)

統合失調症―精神分裂病を解く (ちくま新書) 精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本 日本精神病治療史 精神分裂病の世界 新装版 精神病を知る本 (宝島社文庫) 精神病を耕す―心病む人への治療の歩み

ゴルフの石川遼選手

Wikipediaより

ゴルフの石川遼選手について

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E9%81%BC

 

2007年関東アマチュアゴルフ選手権にて、TBSが石川に取材を試みようとし、同伴競技者に小型マイクを装着する依頼を行った。しかし、依頼は通らず、選手は大会主催者に報告をした。また、同日にTBSのヘリコプターを大会中に飛ばし、プレイを妨げる事件が起きた。この迷惑行為により、TBS関東ゴルフ連盟に謝罪を行い、同日午前放送の番組で陳謝した[10]

 

石川目当てのギャラリーによる迷惑行為は数多く起きており、シャッター音などでプレーの妨げになるなど、ギャラリーのマナーを問う声がある。

 

1)私は、石川遼氏についてほとんど知りません。

多分、ゴルフが上手な方なのでしょう。

 

2)私も<ヘリコプター>によって日常生活が妨げられていますが、<この迷惑行為>に対する<陳謝>など一切ありません。

それどころか、勝手に私の自宅の電話番号を調べて電話をかけてきた八尾空港の人間は、名前も名乗らず、「法律に違反してないのに何が駄目なんですか!」と開き直っています。


 

3)当選・商売<目当ての>立候補予定者・家電回収業者<による迷惑行為は数多く起きており、>拡声器騒<音などで>日常生活<の妨げになるなど、>立候補予定者・家電回収業者<のマナーを問う声がある。

 

おわり

2011年3月 7日 (月)

中学教諭が生徒を投げてける(和歌山)

わかやま新報(20110216日)より

http://www.wakayamashimpo.co.jp/news/11/02/110216_9687.html

 

(引用始め)

 

20110216

中学教諭が生徒を投げてける

 

生徒に体罰を加えたとして、県教委は15日、和歌山市立中学校の男性教諭(50)を戒告処分にしたと発表した。校長は市教委が同日、文書訓告とした。

県教委によると、教諭は昨年1214日午前9時ごろ、授業中に私語をしていた男子生徒4人を注意したところ、指示に従わなかった生徒2人を投げて倒し、尻や腕などを3回けった。一人は頭部に、もう一人は頭部と右ひじを打撲した。教諭は柔道部顧問で4段の有段者。過去に体罰などの問題はなく、「行ったことの重さをかみしめている。生徒に改めて謝罪したい」と話しているという。

 

(引用終わり)

 

こちらの方は、手段として、かなり行き過ぎな気がします。

この<教諭は柔道部顧問で4段の有段者。>と書かれていますが、体育の教師ということでしょうか。

 

おわり

 

関連記事

聾学校児童の口や手首に粘着テープ 愛知県教委が謝罪」

http://kumaokun.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-8562.html

 

2011年3月 6日 (日)

受刑者に歯治療させず 福島刑務所

福島みずほの刑務所の話 福島民報(2011/03/05より

http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&mode=0&classId=&blockId=9796939&newsMode=article

 

(引用始め)

 

受刑者に歯治療させず 福島刑務所 

 

福島刑務所に服役している男性受刑者に、約1年1カ月にわたり歯科治療を受けさせなかったとして、県弁護士会は4日、同刑務所に対し人権侵害とする勧告書を送付した。設備充実などを求める要望書も送った。同刑務所に対する勧告は22年度は3件目。
 同弁護士会の高橋金一会長らが4日、県庁で記者会見し、明らかにした。同弁護士会によると、男性受刑者は平成20年10月に歯の治療を申し出たが、刑務所は緊急性がないなどとして21年11月まで治療を受けさせなかった。この間、3回にわたり歯の痛みや腫れを訴えたが、治療せず、痛み止めの薬を渡すにとどまった。男性受刑者の症状は虫歯が6本に及び、うち1本は歯髄(しずい)まで進行していたという。
 男性受刑者からの人権救済申し立てを受け、調査していた。
 申し立てを受けた当時、同刑務所は歯科医師が週に2回程度、治療に訪れるだけだった。同弁護士会は恒常的に治療が遅れていたなどと指摘している。
 同刑務所の木内久雄総務部長は「勧告書が届いていないのでコメントすることはできない。現在は週5日、歯科医師が治療に訪れている」と話している。
 福島刑務所では昨年、看守3人が後輩看守2人の体毛をそるなどの暴行を加えていたことが発覚した他、隣接する福島刑務支所で職員が公金約4千万円を着服していたことが明らかになるなど、問題が相次いだ。

(2011/03/05 09:38)

 

(引用終わり)

福島瑞穂の新世紀対談  福島瑞穂のいま会いたい いま話をしたい 娘たちへ ~母から娘に伝える人生に大切な80の知恵~ 使いこなそう! ドメスティックバイオレンス防止法 セクシュアル・ハラスメント (有斐閣選書 (156)) ビデオで女性学―映画のなかの女性を読む (有斐閣ブックス)

心身合併症急患、茨城・土浦でも通院女性死亡

現代のスティグマ―ハンセン病・精神病・エイズ・難病の艱難 (勁草 医療・福祉シリーズ) 毎日jp(2011120)より、記録として保存するために引用します。

http://mainichi.jp/select/wadai/kokoro/news/20110120ddm041040132000c.html

 

(引用始め)

 

心身合併症急患、茨城・土浦でも通院女性死亡

 

 腸閉塞、内科・精神科連携できず

 茨城県土浦市で09年3月、長年精神科病院に通院していた女性(当時49歳)が腸閉塞(へいそく)などで死亡した。連日嘔吐(おうと)して内科診 療所に行ったが、精神科の受診歴を理由に診察を断られ、精神科病院で応急処置したものの、体の病には気付いてもらえなかった。地元の精神障害者支援団体な どは「精神障害と身体疾患の合併症患者を受け入れる総合病院があれば助かった可能性がある」と指摘する。

 身体疾患のある精神障害者を巡っては、腸閉塞を発症した東京都東久留米市の統合失調症の男性(当時44歳)の救急搬送先が見つからず死亡した問題が明らかになったばかり。

 土浦市の女性は20代半ばから、理由なく父親を激しくののしるようになった。精神科病院を受診し、向精神薬の服用を続けたが、症状は改善しなかった。

 両親は09年1月、別の精神科病院に入院させたが母親(75)に何度も「帰りたい」と訴え、3月6日に一時帰宅。約1週間後、女性が嘔吐し、2、3日たっても続いた。母親は3月半ばに内科診療所に連れて行った。

 母親が医師に既往症を説明すると「精神科にかかっていた患者さんは分からないことがあるので診察できない」と言われた。母親は救急病院の受診も考えたが、精神障害者支援団体の仲間から「あそこは精神科の患者を断る」と聞いていたため見送ったという。

 嘔吐は1日2、3回になり、母親は3月20日「体の症状を診てくれるか分からないが、もうここしかない」と女性が入院していた精神科病院に診察を頼んだ。精神科医に吐き気止めの処置をしてもらったが、病名の説明はなかったという。

 21日夜、女性が自宅のトイレに入ったまま出てこないため、母親が見に行くと倒れていた。救急搬送されたが病院で間もなく息を引き取った。死因は腸閉塞と多臓器不全。母親は「内科の症状を診てくれる病院があれば、よくなっていたかもしれない」と悔やむ。

 女性が最初に訪れた診療所の医師は「記録がないので詳しい経緯は分からないが、症状をうまく伝えられない精神障害者の場合は診察しない」と説明する。入院していた精神科病院の院長は「精神科医が身体疾患を診るのは非常に難しい。精神科病床のある総合病院があればよかった」と話す。

 女性を支援してきた茨城県精神保健福祉会連合会の中川正次会長(80)は「精神疾患があると一般診療科に受け入れられにくい。結果的に手遅れになってしまった。せめて精神科病院と一般病院の連携がスムーズだったら」と言う。

 精神科病床のある総合病院の所在地について、日本総合病院精神医学会が07年に調査したところ、国が入院医療の体制を整備するため全国の市町村を 367地域に分けた「2次医療圏」のうち、40都道府県の126地域(34%)で一つもなかった。茨城県内には2カ所のみで、土浦地域は08年3月末、国 立病院機構・霞ケ浦医療センターが精神科病床を閉鎖し、空白地域になっている。【奥山智己】

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毎日新聞 2011120日 東京朝刊

 

(引用終わり)

精神障害者への偏見とスティグマ―ソーシャルワークリサーチからの報告 精神科セカンドオピニオン―正しい診断と処方を求めて (精神科セカンドオピニオン) 精神科セカンドオピニオン2―発達障害への気づきが診断と治療を変える (精神科セカンドオピニオン) 精神疾患・発達障害に効く漢方薬―「続・精神科セカンドオピニオン」の実践から (精神科セカンドオピニオン)

こころを救う:「統合失調症の男性、搬送先見つからず翌日死亡」 読者から多くの反響

狂気と犯罪 (講談社プラスアルファ新書) 毎日jp2011119日)より、記録として保存するために引用します。

http://mainichi.jp/select/science/news/20110119ddm012040002000c.html

 

(引用始め)

 

こころを救う:「統合失調症の男性、搬送先見つからず翌日死亡」 読者から多くの反響

 精神と身体の「合併症」

 治療体制不備、浮き彫り 医療現場「拒否ではなく不可能」

 医師「先に精神科の治療を」/「迷惑かけぬ」と約束

 東京都東久留米市で体調不良を訴えた統合失調症の男性(当時44歳)の救急搬送先が見つからず翌日死亡した問題を取り上げた記事に、多くの反響が 寄せられた。「統合失調症のめいが気絶して救急搬送を頼んだが、数カ所の病院に受け入れてもらえなかった」「精神科の治療をしてからでないとやけどの治療 はできないと言われた」。読者の声からも精神と身体の「合併症」をめぐる治療体制の不備が浮かび上がった。

 大阪府の男性(69)は昨年12月27日午後10時ごろ、統合失調症のめい(22)が外出先で突然気絶したため、救急搬送を要請した。しかし数カ 所に受け入れを断られ、病院が見つかるまで20~30分かかった。男性は「大阪でも東京と同じようなことが起きている。受け入れ体制の整備をしてほしい」 と訴える。

 関東地方の20代の男性は軽度のうつ病などの治療を続けていた昨冬、事故で手足をやけどするなど重傷を負い、救急搬送された。検査の結果、手術が必要と診断されたが、医師は「命に別条はない。先に精神科の治療を終わらせてから来てほしい」と話した。

 男性の母親は「手術後は息子を家族が監視し、病院には一切迷惑はかけません」と約束して手術をしてもらった。「うちは病院で診てもらえただけよかった」と振り返る。

 東京都の30代の女性は記事を読み、精神科にかかっていた40代の知人男性を思い出したという。

 男性は金曜日の夜、嘔吐(おうと)と激しい腹痛に襲われ、タクシーで総合病院に向かった。内科医に「処方された向精神薬の影響による腸閉塞(へい そく)で入院が必要」と診断されたが、「月曜日まで待ってかかりつけの精神科医に入院先を探してもらってください」と言われ、帰された。後日別の病院に入 院して治療を受けられたが、病院側の対応に疑問を持ち続けていたという。

 一方、東京都の大学病院の看護師長(44)は「(心身合併症患者の)受け入れ拒否ではなく不可能な状態」と指摘する。

 夜勤時間帯は看護師が少なく、多忙を極める。合併症患者を受け入れれば患者につきっきりになり、他の仕事に手が回らなくなる。「医療現場の人間には大きなジレンマがある」と言う。【奧山智己】

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毎日新聞 2011119日 東京朝刊

 

(引用終わり)

暴走するセキュリティ (新書y) “法”から解放される権力―犯罪、狂気、貧困、そして大正デモクラシー 犯罪不安社会 誰もが「不審者」? (光文社新書) 時代がつくる「狂気」 精神医療と社会 (朝日選書 825) ホラーハウス社会 (講談社プラスアルファ新書) フーコーの後で―統治性・セキュリティ・闘争

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