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2011年10月30日 - 2011年11月5日の8件の記事

2011年11月 5日 (土)

橋下徹氏のツイッター(2011年9月21日の9時頃から)より

橋下徹氏のツイッター(2011年9月21日の9時頃から)より

 

全11ツイートです。

 

①<朝日新聞さん、社説、了解しました。最高裁で弁論が開かれる意味は十分分かっているので、判決内容はしっかり踏まえます。ただ条例自体は議会に出して徹底討論の対象にします。これは地方議会のあるべき姿を追求する作業でもあります。今の地方議会の実体を見て下さい。議員間討議等ほとんどない。

 

議員間討議等ほとんどない。>との事ですが、維新の会の議員もという事になりますね。

 

②<議員と行政が事前に作られた質問と答弁を読み上げるのが基本。しかも議員の一方的質問で、行政側は質問権も反論権もない。議会は二元代表制というフレーズで、責任を負わないチェック機関。大槌町の町長さんが語っていました。議会もチェック機関と言うことにこだわらず創造して欲しい。

 

議会・・・責任を負わないチェック機関>との事ですが、次の選挙で落選という責任を負いますよね。

 

③<場合によっては議会が予算編成に参加して欲しいと。これは非常時の問題ではなく、本質的な課題です。今回の職員基本条例・教育基本条例は公務員にとっては 労働基本権、生活権にかかわる超重要な問題。ところが職員は議会で何も反論できない。まあ職員を代弁するのが議員なのでしょう。

 

職員を代弁するのが議員>との事ですが、ここはどういう意味でしょうか?行政職員のトップが知事なので、職員を代表するのは知事となりそうですが、と疑問に思っていると次のツイートを見つけました。

 

橋下徹氏のツイッター(2011年2月6日)より

http://twitter.com/#!/t_ishin/status/34065210985680897

 

大阪市議会は市民の代表ではない。市役所職員の代表。 市役所職員労働組合は凄まじい政治活動で職員代表の市議会議員を市議会に大量に送り込む。大阪市民の皆さんがね選挙に参加しないから、職員の代弁者がどん どん市議会に送り込まれるの。そんなので市民のための市役所になるわけがない。2月6

 

行政職員が議員を送り込む、とお考えのようです。これはそのまま大阪府についても当てはまると思うのですが。

 

④<そうでないと、職員だけが一般府民と異なり、自分にかかわる条例について直接議員と討論できることになってしまう。では職員の意見を代弁する議会となるか。ここが重要。つまり議員間討議が成立する議会となるかが地方分権を標榜する地方議会としての正念場。

 

行政職員が議員を送り込む、という前提での話です。前提自体が変なので何とも言えません。

 

⑤<正直、全国の地方議会は地方分権を担えるほどに機能していない。今回、維新の議員と職員ががちんこの討論をやった。これこそ本当の議論。こういうのを議会本番でできるようにならないといけないのに、これまでの慣習かどうかしらないが、日本は何から何まで、かつてのやり方を尊重してがんじがらめ。

 

かつてのやり方>を既得権益と見なし、バッシングでしょうか?

今回は、ここからです。

 

⑥<教育基本条例は議会に提案しますが、最高裁判決はしっかりと踏まえます。当初より、府民の感覚を問うため、11月27日のダブル選挙を挟む予定でした。ただね、朝日新聞さん、ちょっと言わさせてもらうけど、そっちも都合が良いよ。先日の職務命令合憲判決には、判決自体に文句言ってたでしょ。

 

次に行きます。

 

⑦<僕のテレビ発言に対して表現の自由の範囲内と判断した最高裁判決も全く評価せず、最高裁判決が出てるにもかかわらず、まだ僕の発言が悪いと非難。僕はすぐにツイッターしましたよ。朝日新聞は、自分たちの価値観に合う最高裁判決は支持して、自分たちの価値観に合わない最高裁判決は非難する。

 

内容はともかく、新聞(ジャーナリズム?)が最高裁判決(国家権力・司法権)を批判するのは、普通の事でしょう。

 

⑧<朝日新聞は最高裁を上回る超最高裁なのかってね。僕は法律家であるので最高裁判決は重視します。だから君が代起立を命じる職務命令は合憲となった以上その職務命令は組織マネジメントの前提とします。朝日新聞は、最高裁で合憲ってなったのに、その最高裁に司法の責任を果たしたか!ってやってたもんね

 

(当たり前ですが、)朝日新聞が最高裁を批判したからと言って、<朝日新聞は最高裁を上回る超最高裁>とはなりません。

批判する・されるという事と、地位の上下は(原則として)無関係です。

僕は法律家であるので最高裁判決は重視します。>との事ですが、その前に大阪府の行政権の長として司法の判断を尊重して下さい。それが3権分立です。

朝日新聞(影響力は大きくても一民間企業)には最高裁判決を尊重する義務は特にありません。だから批判しても良いのです。

 

⑨<僕は一般基準と処分の問題を分けている。一般基準として君が代起立を求める条例は合憲。ただし、処分は慎重に。だから、教育基本条例は、命令に従わない教員に対して指導研修を行うことにしたのです。単純な君が代不起立では処分しない。組織としての命令に従うことの指導研修を行う。

 

命令に従わない教員に対して指導研修を行う>との事ですが、これって、まさに「思想教育」ですね(恐ろし~)。

「君が代を立って歌いなさい」と<指導研修を行う>のでしょうか?JRの日勤教育のようなものでしょうか?

 

⑩<教員も組織の一員です。組織にとどまる以上、組織のルールに従ってもらわなければならない。そしてこれは君が代不起立の問題だけでなく、行政公務員も含めての一般的な問題。今回の最高裁が対象としている事案は、指導研修はなかった。君が代不起立だけで停職処分にした。

 

その<ルール>に問題(憲法違反)があるから問題となっているのです。

行政公務員も含めての一般的な問題。>でしょうが、人権問題(思想信条の自由・憲法19条)も含んでいるから問題なのです。

今回の最高裁が対象としている事案は、指導研修はなかった。>としても、判決の趣旨には反するでしょう。脱法行為です。

大阪府知事も公務員の一員です。公務員にとどまる以上、組織のルール(憲法)に従ってもらわなければならない(憲法99条)。

 

⑪<維新の会の教育基本条例は、君が代不起立だけでは処分しない。適法な職務命令に従うよう指導研修して、組織が成り立つように、組織自体がしっかりと取り組む。それでもなおその指導研修の効果が全く見られない場合の分限処分。最高裁が対象としている事案と全く異なります。

 

君が代不起立だけでは処分しない>としても、<指導研修>という不利益を受けさせる事が問題なのです。

この<分限処分>について、新たな訴訟が行われるのでしょうね。

大阪府側の弁護士費用は、府民の税金で賄われますからね。

 

おわり

 

2011年11月 4日 (金)

遺族年金:受給資格に男女差「違憲」 妻死亡時51歳の夫提訴--大阪地裁

毎日新聞hp20111020日)より

個人名は匿名にします。

http://mainichi.jp/kansai/news/20111020ddn041040021000c.html

 

(引用始め)

 

遺族年金:受給資格に男女差「違憲」 妻死亡時51歳の夫提訴--大阪地裁

 

 地方公務員の遺族補償年金の受給資格で男性にだけ年齢制限が設けられているのは法の下の平等を定めた憲法に違反するとして中学校教諭の妻(死亡時 51歳)を亡くした堺市の男性(64)が19日、地方公務員災害補償基金による年金不支給決定の取り消しを求める行政訴訟を大阪地裁に起こした。年金の受給資格を巡って男女差の違憲性を問う訴訟は異例。

 訴状や代理人弁護士によると、堺市立中学校の教諭だった男性の妻は、職務上の心理的ストレスからうつ病を発症。98年10月に自殺した。同基金が04年12月、公務外とする処分を出したため、男性は取り消し請求訴訟を起こし、勝訴。同基金は昨年4月に公務災害と認定した。

 男性は遺族補償年金の支給を申請。しかし、妻の死亡当時51歳だったため、受給資格がある60歳に達していないとして今年1月に不支給決定を受け、一時金を受給する権利しか得られなかった。妻の平均給与日額は約1万7000円で、男性が年金を受給した場合、毎年の年金額は約260万円となる。ところが、一時金だと約1700万円にとどまる。

 男性側は、国内の年金制度の多くで受給資格要件に男女差があるのは「女性は家庭で家事に励む」という古い男女観に基づいたものだと指摘。差別的条件がある補償法の規定は違憲で無効と主張している。同基金は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。【苅田伸宏、村松洋】

 制度に違和感--提訴の男性

 提訴後、大阪市内で会見した男性は「性別を理由に年金受給資格に差があるという現状には、大変違和感がある」と話し、年金制度に存在する男女差の解消を求めた。

 男性は「男だからという理由で年齢制限を設けるのは、今の社会では通じない。逆差別だとさえ思う」と強調。原告代理人のA弁護士は「男女共同参画社会と言われる中で、性的な役割分担を固定しかねない制度は変える必要がある」と話した。

==============

 ことば

 地方公務員の遺族補償年金

 地方公務員災害補償法(1967年12月施行)は職員が公務などで死亡した場合、遺族に年金か一時金を支給すると規定。夫を亡くした妻は年齢制限 なく受給できるが、妻が死亡した夫の場合は60歳以上でなければ受給できず、90年に設けられた同法の特例措置でも55歳以上までにしか要件が緩和されて いない。

毎日新聞 20111020日 大阪朝刊

 

(引用終わり)

 

この裁判に注目しています。

 

おわり

 

「ドジョウと皿回し」(野田佳彦氏)

読売新聞hp201195日)より

http://www.yomiuri.co.jp/job/biz/columnpolitics/20110902-OYT8T00326.htm

 

(引用始め)

 

「ドジョウと皿回し」

 

政治部 湯本浩司

 官僚答弁を連発する「財務省の組織内候補」というイメージは、たった1回の演説で、聞き手の心をわしづかみにできる雄弁家とのイメージに塗りかわった。

 野田首相(民主党代表)が8月29日に東京都内のホテルで行われた党代表選で、自らを「ドジョウ」に例えた演説のことだ。

 「ドジョウにはドジョウの持ち味がある。金魚のまねをしてもできない。(私は)ドジョウだが、泥臭く、国民のために汗をかいて働いて政治を前進させる」

 事実上の首相を決める選挙だっただけに、野田氏の訴えには、党内から「目指すべき国家の具体像が見えない」という批判も出た。

 だが、この演説が、党内対立の繰り返しに嫌気がさしていた民主党議員の多くに、実直な人柄を伝え、「党内融和」の実現に期待感を持たせたのは間違 いない。あばた顔で朴とつとしたイメージのある野田氏だからこそ、派手さはなくても生命力豊かな「ドジョウ」の比喩は効果的だった。

 この野田氏の雄弁家ぶりの「起源」をさかのぼると、実は、パナソニック創業者の松下幸之助氏の一言に突き当たる。

 1980年、早稲田大学を卒業したばかりの20代前半の若き野田氏は、松下政経塾に1期生として入塾し、松下氏から直接、薫陶を受けた。

 政治とは無縁の家庭に生まれた野田青年はある時、松下氏にこうたずねたという。

 「地盤、看板、カバン、何もない人は選挙に勝てない。どうしたらいいのか」

 松下氏は答えた。

 「わしなら駅前で『皿回し』でもやって人を集める」

 恥や外聞は捨て、まずは話を聞いてもらえるように工夫と努力をしろ――。そんな教えだったのだろう。

 野田氏は県議選を目指し、8310月1日、地元・千葉県の津田沼駅前で街頭演説を始めた。最初は「うるさい」とどなられることもしばしばだった。

 野田氏が「皿回し」に代わって思いついたのが、「マラソン演説」だ。朝から13時間ぶっ続けで街頭演説すると、知名度の低さにもかかわらず、夕方には野田氏の周りに約500人の人だかりができたという。

 選挙カーからの演説にも一工夫ある。例えば、美容室の前を通過する時は、「髪のカットは美容室、行政の無駄のカットは野田佳彦です」と、「オヤジギャグ」を織り交ぜている。

 「ドジョウ演説」が、松下氏の教えを守り、積み重ねてこうした工夫の延長線上にあることは容易に想像できる。

 野田氏はドジョウ演説で、こんなことも言った。「ルックス(外見)はこの通りだ。私が首相になっても支持率はすぐに上がらないと思う」

 東日本大震災からの復旧・復興。その財源捻出のための臨時増税。東京電力福島第一原子力発電所事故の収束。悪化した財政への対応――。野田内閣が抱える多数の重い課題を乗り切るには、国民の支持は不可欠だろう。

 野田氏は、自らのグループに所属する議員に、「政治家は心を語ることが何より大切だ」とも強調してきた。

 日本の新しいリーダーとなった野田氏には、都合のいい時だけ記者会見し、一方通行のメッセージを発してきた前任者とは違い、日常的に「心」や政策を雄弁に語ってほしい。そうすれば、国民も聞く耳を持つようになるはずだ。

 ルックスは関係ない。「あばたもえくぼ」という言葉もある。

201195 読売新聞)

 

(引用終わり)

 

新しく内閣総理大臣に就任した野田佳彦氏の若い頃のお話です。

地盤、看板、カバン>のない野田青年は、話を聞いてもらうために<駅前で街頭演説を始めた。>そうです。

もちろんこれは、拡声器を使って、という事ですよね。

最初は「うるさい」とどなられることもしばしばだった。>そうですが、当たり前です。

うるさいものは、うるさいのです。

 

さらに、<「マラソン演説」>という<朝から13時間ぶっ続けで街頭演説>をしたそうです。

自分さえよければ良いのでしょうか?

この方には、街頭演説の騒音が国民・住民の静かな生活を妨害しているという意識が全くないようです。

それにより、<夕方には野田氏の周りに約500人の人だかりができた>そうです。

(静かな環境に対する)意識が低いのは、有権者も同じ様です。

 

選挙カーからの演説にも一工夫ある。例えば、美容室の前を通過する時は、「髪のカットは美容室、行政の無駄のカットは野田佳彦です」と、「オヤジギャグ」を織り交ぜている。>との事ですが、自分が出す騒音公害すらカット出来ない人に<行政の無駄>がカット出来るとは思えません。

 

(どうせ他の政治家も同じようなものでしょうが、)新しく首相になった野田佳彦氏は、他人を思いやるという意識を少しも持ち合わせていない人物のようです。

ルックス(外見)>が悪いだけではなく、<「心」>にも人として大切なものが欠けているようです。

私は、野田氏には何も期待しません。

そもそも、政治家(国家権力)に何かを期待するという事が間違っているのですが・・・

国家権力は信頼(期待)の対象ではありません。

(一般国民が)懐疑し、監視し続けるのが立憲民主主義です。

 

おわり

 

2011年11月 3日 (木)

「キャスト(2011年10月25日)」

「キャスト(2011年10月25日)」

 

朝日放送「キャスト」hp

http://webnews.asahi.co.jp/cast/

 

録画しておいた2011年10月25日に放送されたテレビ朝日の「キャスト」を視聴しました。記憶を頼りに感想を書きます。

 

大阪市長選に立候補予定の平松邦夫(大阪市長)氏、 橋下徹(大阪府知事)氏、渡司考一氏、中川暢三氏、の討論でした。

初めに、それぞれの出演者が90秒間スピーチし、その後討論です。

 

渡司氏が平松氏に対して「葬式代にもならない預金しかない人に対しての国民健康保険の差し押さえ」に対して疑問を投げかけています。葬式代がいくらかかるのかは分かりませんが、ネットで調べた所、50万円から200万円でした。結構な額ですよね。

 

およそ5分前に平松氏が橋下氏に「大阪都構想は東京の特別区を参考にしたのですね?」と訊いた時には、橋下氏は「違います。」と答えていました。その5分後、橋下氏は「都構想にすれば東京の新宿区のようにきめ細かな住民サービス」と語っています。およそ5分間で正反対の事を言っています。

 

橋下氏、新宿区の行政組織図と大阪市の区の組織図を比べて、「新宿区の方は細かく組織を分けているので、きめ細かな行政サービスが出来る」と主張。新宿区の区民は、行政サービスに満足しているのでしょうか?いくら行政区分を細かくしても住民・区民の声は届かない時は届かないものです。

 

コメンテーターの中島岳志氏が橋下氏に「具体的な区割りが分からない」と訊くと、橋下氏「住民投票で決める」と回答していました。住民投票をするにしても、区割り案を出して、それに賛成か反対か、しかないでしょう。

 

街頭インタビューで「大阪都構想のデメリット」についての質問に対して、橋下氏は「政策の中身の問題ではない。」と良く分からない回答をしていました。

 

以前の「あかるクラブ」とは違って討論会にはなっていました。

 

おわり

 

(関連記事)

「朝日放送「キャスト」(2011年10月18日)」

http://kumaokun.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-345e.html

 

2011年11月 2日 (水)

「ハシズム集会第2回「ハシズムは子ども・若者の希望を奪う」」

「ハシズム集会第2回「ハシズムは子ども・若者の希望を奪う」」

 

「ハシズム集会第2回「ハシズムは子ども・若者の希望を奪う」」(2011年10月24日18時30分から21時まで)を視聴しました。

http://www.ustream.tv/channel/han-hascism

 

1)18時40分から中島岳志氏の講演が始まりました。

 

<なぜハシズムに流れるのか?社会の閉塞感。シニシズム(冷笑主義)。救世主待望論。>

<原発問題。政府や学者を信用できない。究極の自己責任。>

<自己責任論疲弊救世主待望。>

<冷戦構造や右や左といった戦後の価値観(自明の物語)が崩れてきた。1995年、阪神淡路大震災、オウム事件。柔軟な雇用。先が見えない不安。>

<ベストセラーが「脳内革命」。宗教が危ないと言っていたのに。非科学的、断言的。>

<松本人志氏「遺書」、小林よしのり氏「ゴーマニズム宣言」。断言。>

<ワイドショーも(何も言わない)岸部シローからみのもんたへ、やしきたかじん氏。>

 

やしきたかじん氏は前から人気があったと思うのですが。

 

<「分かり易さ」と「単純さ」は違う。>

<歴史や社会は複雑なのに、「分かりやすさ」ではなく「単純さ」へ流れてしまった。イエスかノーか。>

<「世論のジェットコースター化」内閣発足時の支持率はこの10年間で上がっている。支持率は急落。その理由を覚えていない。世論の気分化。>

<輿論(よろん)と世論(せろん)。パブリック・オピニオンとポピュラー・センチメント。輿論と世論の区別がつかなくなった。本来は前者が重要だが後者へ。カーニバル化。>

<小泉純一郎氏、靖国参拝「抵抗勢力」、30%の人が一気に「世論」へ流れた。「気分」。議論が出来ない。この30%が増えている。そして、この人々が橋下人気を支えている。>

<格差社会で苦しんでいる若者が小泉氏を支持した。この矛盾を解明する事が橋下人気の理由を解くことになる。>

 

単純に若年者は社会的・政治的な知識が少ないという事もあると思うのですが。

後は、見た目です。小泉氏は髪の毛がふさふさですからね。

 

<赤木智弘氏「希望は戦争」。社会を流動化させるには戦争しかない。赤木氏の敵はホリエモン(新自由主義の勝者)ではなく自分と同じような能力の安定的な身近な労働者。それが既得権益に見える。小泉氏は既得権益を明らかにする。在特会も。>

 

この辺りは、秋葉原の事件にもつながってくると思うのですが。

 

<橋下氏の論理を従来の(左右の)イデオロギーでは切る事は出来ない。橋下氏の論理は既得権益バッシング。一貫した論理。橋下氏の中では生活保護受給者も既得権益。架空の平等性。>

 

政策の中身はコロコロ変わっても、既得権益バッシングだけは一貫していますね。

 

<保守は人間を不完全なものだとし、理性ではなく常識・良識を重視。その意味では、橋下氏は保守ではない。>

<新自由主義で最も不利益を被る貧困者が橋下氏を支持する。身近な既得権益(大阪市)バッシング。赤木氏とリンク。これをすると貧困層が最も困る。日本では先進国で公務員が最も少ない。日本の公務員は1000人中30人。>

 

赤木氏と橋下氏を支持する人々は、少し違うと思うのですが。

後の会場からの意見にもありましたが、<日本では先進国で公務員が最も少ない。>等の情報を多くの方に知って頂くのは有効でしょう。

 

<公務員を辞めさせると非正規雇用が増えてますます貧困に。>

<身近なターゲットは教師。橋下氏の言説が受けてしまう理由。>

 

2)19時35分まで休憩。

寺脇研氏、雨宮処凛氏を交えての鼎談。

 

寺脇氏<阿久根市の竹原信一氏、名古屋市の河村市長で学習済みのはず。貧困層は余り税金を払わない(減免されている)ので、税金が安くなれば金持ちが免税される。名古屋市は破産寸前。>

寺脇氏<教育条例案はブラフ。良いものなら今可決すれば良いのに選挙後に持ち越し。これこそ教育の政治利用。コロコロ変わる、不真面目。>

寺脇氏<マネージメントで校長を公募するのに、校長に教科書を選ばせる。><教育委員も民間の有識者から選任。>

 

ここから雨宮処凛氏のお話。

 

雨宮氏<企業も成果主義で良くなっていない。精神障害も。また、いじめを否定する論理が無くなる。>

 

「いじめ」は成果主義が原因でしょうか。昔からあったような気がします。成果主義によって質が変わったような感じもしますが。

 

寺脇氏<学習障害の子供の親が自発的に学力テストの日に子供を休ませる。>

 

実話だそうです。強制ではなく自発的という所が重要です。

 

雨宮氏<教師、保護者対策、若いイケ面、営業、ホスト?>

 

中島氏<今の企業の採用はコミュニケーション至上主義。それはそれで問題があるが、橋下氏はそれともズレる。「コミュニケーション能力」=「扱いやすい奴」。>

 

「コミュニケーション能力」=「扱いやすい奴」だったのですね(!)。驚きです。「コミュニケーション能力」を身に付ける事は、「扱いやすい奴」になるという事ですね。企業が欲しがるはずです。

 

中島氏<橋下氏の著書「どうして君は・・」橋下氏の人間観の根底にあるのは人間不信。>  

 

雨宮氏<(雨宮氏が)助けたネットカフェ難民等の貧困層は今でも小泉氏を支持。貧困層に橋下氏を支持するべきではないと言うと、上から目線と受け止められ反発される。根が深い。>(今回の重要ポイントその①です。)

 

理屈でいくら言っても通じないという事でしょう。小泉氏を否定すると自分の存在意義まで否定してしまう事になるような感じでしょうか。何というか、カルト的な新興宗教から自分の子供を奪還するような感じですね。橋下氏を理屈で批判すればするほど支持者は頑なになり、結束を深めるでしょう。

 

ここで雨宮氏退席。前回の香山氏のように帰りの電車の都合でしょうね。

ここから会場からの質問時間です。

 

中島氏<誰かを批判したいという思いが橋下人気を支えている。そこに自分も加担していないか。批判は自己へ向かうべき。橋下バッシングに加わる気はない。議論を信じているから。自分とは違う考えの人の意見を読み、違いを知り、どこで合意できるか。>(今回の重要ポイントその②です。)

 

終わり。パチパチ。特に中島氏の最後の言葉は深かったです。

 

既得権益をバッシングし橋下氏を支持するのも、橋下氏を批判するのも、誰かを批判したい人々が沢山いるという意味では同じだという事です。

政治家の失言に過剰に反応する人々やブログやツイッターの炎上にもつながってくるのでしょう。

この辺りについては、私も反省です。

極端に言うと、橋下氏を批判する人も、例えば、橋下氏をテレビ等で論破するような人が現れたら、その人の方に流れていくという意味でしょう。(実際には、そこまではいかないでしょうが。)

 

中島氏の「橋下氏を批判するのは怖い」との発言に驚きました。中島氏は大学の仕事があるので抗議が来てテレビをクビになっても何も困らないと思っていたからです。それなら他に仕事が無いコメンテーターは橋下氏をそう簡単には批判できませんね。

 

おわり

 

(関連記事)

「反「ハシズム」集会に香山リカ氏ら 平松市長も出席」

http://kumaokun.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-2b14.html

 

「「第1回『橋下』主義(ハシズム)を斬る」(2011年9月18日)の感想の続き」

http://kumaokun.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-0a53.html

 

2011年11月 1日 (火)

「朝日放送「キャスト」(2011年10月18日)」

「朝日放送「キャスト」(2011年10月18日)」

 

「朝日放送「キャスト」」

http://webnews.asahi.co.jp/cast/

 

1)録画しておいた朝日放送「キャスト」を観ました。

記憶を頼りに感想を書きます。

2011年10月18日に朝日放送のテレビ番組「キャスト」に平松邦夫大阪市長がゲストで出演していました。

その日のコメンテーターは中島岳志氏、東国原英夫氏でした。

 

街頭インタビューによると平松市長の評価は「優・良・可・不可」で言うと「良・可」が多く、普通な感じでした。

平松氏は「地味」で、その事を自覚されているそうです。

この大変な時代に「良・可」が多ければ充分だと思います。

 

東国原氏によると、大阪市の副市長が政治資金パーティーに参加(政治活動)するのは違法だとの事です。それに対して、平松氏は違法ではないとの事です。

 

また、東国原氏によると、大阪市に公選の区長がいた事があるそうです。それに対して、平松市長によると、公選の区長がいた事はないそうです。

 

東国原氏は、他の人(平松市長や中島岳志氏)の発言を遮って割り込み、自説を展開し話が分かり難くなっていました。

コメンテーターがゲストの発言を邪魔するって、そんなのありますか?

政策の中身以前の問題です。

 

東国原氏は、人口が多いと住民自治が機能しにくいから、行政区を細かく分けるべき、という主張です。

大阪都構想と同じ方向と見て良いでしょう。

それに対して、平松市長は、大阪の区は歴史的に形成されたものであり、安易に変えるべきではない、という主張です。

変えるなら、住民のメリット・デメリットを慎重に考えて、慎重に変えるべき、というものです。

 

中島岳志氏は、平松市長は漸進主義(少しずつだが確実に実行するタイプ)で、橋下徹氏は大きく政策を打ち上げるタイプという発言。

 

平松市長によると、関西広域連合の規約により、関西広域連合には都道府県しか加入できないそうです。

関西広域連合の規約(下記参考サイト①)のどこに書いてあるのでしょう?

 

余談ですが、東国原氏は、もう少しゆっくり話した方が良いです。早口すぎて聴き取り難いです。もう少しで稲川淳二さんの域ですよ。

 

2)後日、東国原氏がブログで訂正記事を公開しました(下記参考サイト②参照。)。

この記事のどの辺りが「お詫びと訂正」なのでしょうか?

分量で言うと、2割が「お詫びと訂正」でしょうが、残り8割は自説を述べています。

内容についても、大阪市の公選の区長について、<議論の本質は、以前、大阪に公選の区長がいたか?いなかったか?ではない。>と、ほとんど開き直りです。

また、副市長の政治活動については書かれていません。

 

おわり

 

(参考サイト)

①「関西広域連合hp

http://www.kouiki-kansai.jp/contents.php?id=61

 

「関西広域連合規約」

http://www.kouiki-kansai.jp/data_upload/1298444024.pdf

 

②東国原英夫氏のブログ「お詫びと訂正」

http://ameblo.jp/higashi-blog/entry-11053311216.html

 

2011年10月31日 (月)

「地下鉄民営化とサービス向上との関係」

「地下鉄民営化とサービス向上との関係」

 

橋下徹氏や大阪維新の会のメンバーは地方自治体の事業を民営化すれば自治体の財政が良くなり、サービスも向上すると言っています。

具体例を挙げます。

 

橋下徹氏のツイッター(2011年3月11日)より

色変えは引用者です。

http://twitter.com/#!/t_ishin/status/45891699167338498

 

戦時体制の遺物、地域コミュニティーの独立性を奪っている大阪市役所体制、職員を守ることを第一義とする大阪市役所体制を打破しなければなりません。そして職員の勤務条件を民間準拠にし、経済的合理性を追求しサービスの向上を実現する交通事業等の民営化を断行しなければなりません。posted at 02:00:08 Permalink - 2011年03月11

 

自治体の財政はともかく、ここでは鉄道会社のサービスについて書きます。

大阪には、JR、大阪市営地下鉄、南海電鉄、近畿日本鉄道(近鉄)等の鉄道会社があります。

現在、このうち駅のトイレにトイレットペーパーが設置されているのはJR、大阪市営地下鉄で、南海電鉄と近鉄には設置されていません。

(元国鉄と)市営地下鉄にはトイレットペーパーが設置されているのに対して、民間(南海電鉄と近鉄)には設置されていないという事です。

この一例をみても、民営化してもサ-ビスが向上するとは限りません。

(私はサービスを利用者の満足度を高める事だと考えますが、橋下氏はサービスを運送料を下げる事と考えているのかも知れません。)

 

なお、南海電鉄と近鉄のトイレでは、自動販売機が置いてあって、お金を入れてトイレットペーパーを購入するという事になっています。

(広義の)社会福祉からほど遠く、およそ文明国ではありません。

この件について、改めて書くつもりです。

 

おわり

 

2011年10月30日 (日)

「動画「なぜ日本では「一人一票」の権利がないのか」の感想」

「動画「なぜ日本では「一人一票」の権利がないのか」の感想」

 

ユーストリーム動画・現代ビジネス「なぜ日本では「一人一票」の権利がないのか」(録画日時 : 2011/10/22 19:07 JST)を視聴しました。

http://www.ustream.tv/recorded/18030471

 

出演は田原総一郎氏、升永英俊弁護士です。

升永弁護士(現在69歳)の回想。

昭和24年当時は、神奈川県平塚市の小学校2年生の遠足のクラス。写真でクラスの何人かが裸足だったそうです。

それほど当時の日本は貧しかったそうです。

升永氏は小学校2年生で級長に立候補して落選したそうです。

 

(発起人について)田原氏「派手な弁護士いなかった?」

この「派手な弁護士」とは久保利英明弁護士の事だそうです。

 

田原氏「何の得があるの?」と損得の話。

多くの人は、こう思ってしまいますよね。

本当は、損得ではなく、立法権の正当性のお話です。

 

31分位から、田原総一郎氏(投票価値について)「北海道がこんなに少ないなんて、初めて知った。」

特に地方の投票価値が高くて、都心部の投票価値が低い訳ではないようです。

書籍「真の民主主義国家は「一人一票」で誕生する」のP32とP33の図によると、都心部はほぼ例外なく(投票価値が)低いですが、地方ではどちらとも言えません。

 

升永氏<現行の選挙制度を作ったのは戦後すぐ。多くの人が地方に疎開していた。戦後都市部に戻ってきたので、都市部の投票価値が下がった。>

 

誰かが意図的に既得権益を守ろうとしているというより、変えなかっただけだそうです。

この「だけ」というのが問題なのですが。

 

升永氏は「投票価値が不平等だから日本が駄目になる・外国との競争に勝てない」との事ですが、私は、一人一票を実現しても何か日本が良くなるとは思いません。

一人一票も実現できないような意識の低い状態では日本は駄目で、外国にも勝てない、と思います。

 

おわり

 

(関連記事)

「一票の価値ヒートマップと待機児童マップ2」

http://haikenchihan.jp/hitoriippyo/h/2011/08/post-40.html

 

損得の問題ではありませんが、一人一票を実現すれば待機児童問題が解消されるそうです。

 

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