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2011年11月20日 - 2011年11月26日の8件の記事

2011年11月26日 (土)

「たねまきジャーナル(2011年11月22日)平松氏と橋下氏の討論会」

「たねまきジャーナル(2011年11月22日)平松氏と橋下氏の討論会」

 

MBSラジオ「たねまきジャーナル」(21時から22時まで)をラジコで聴きました。

平松氏、橋下氏登場。拍手。

今回は会場の有権者からの質問に答える形式です。

発言には1分30秒の制限があります。

 

選挙戦について、橋下氏「(自民党等の)組織の力はすごいです。」

ここで司会の方から(公職選挙法についての)注意を受けます。

 

1)会場の自営業の方の経済的に不安と言う質問。

平松氏「企業と労働者のミスマッチをどうするか」

具体的にどうするのか良く分かりませんでした。

 

橋下氏「国際競争力を高めるために大阪都構想。人物金を集める。」

大企業は(上手く行けば)それでも良いのかもしれませんが、自営業や中小企業の方はそれで良いのでしょうか?

 

2)何で大阪の経済を引っ張るのかという質問。

橋下氏「蓄電。バッテリー。エネルギー革命。」

平松氏「最先端の中小企業の力をネットワーク化する、育てる。特区構想。」

橋下氏「特区は僕が力を入れた。大阪都知事が引っ張ってくれる。」

平松氏、特区について「政令市だから国に働きかける事が出来る。」

 

3)大阪市の生活保護について。

平松氏「働けるのに保護を受けている人に就労支援をしっかりしていく。国に働きかける。」

橋下氏「国に働きかけ、働けるのに働かない人に就労義務を課す。」平松氏「2年前から、やってます。」

 

ケースワーカーの方のお話。

生活保護受給者が歯を磨こうと思えば磨くことが出来るのに歯を磨かず虫歯になっても治療代は無料。

お酒を飲んで病気になっても治療費は無料。

処方された薬がゴミ箱に捨てられている。

生活保護不公平感をなくすには?

橋下氏「市民感覚。厳格に。今の大阪市は緩すぎる。」

平松氏「(生活保護)法の不備。金融機関等への調査権限がない。現金支給の問題点。」

橋下氏「厳格な運用。」

平松氏「(橋下氏は)現場を知らない。(職員は)暴力団風の人に脅されながらしている。」

 

4)大学の教員の方からの質問。教育について。(維新の会の)教育基本条例案について。

平松氏「公教育。人格として育てる。政治とのかかわりを出来るだけ排除。不適切な教員には研修制度。」

橋下氏「政治的中立性とは、一党一派に偏ってはいけない、という事。政治で一定のルールを作る。」

平松氏「教育基本条例は子供の姿が見えない。」

橋下氏「ルールは教育委員会ではなく選挙で選ばれた政治家が作る。保護者や外部の人が教員を評価。」

平松氏「(教育基本条例に)全面的に反対。この(案)は無い。」

橋下氏「学者やインテリの意見ではなく、有権者に問いたい。」

 

学者や著名人が橋下氏に反対すればするほど、学者や著名人に反発する人々は橋下氏を支持すると思うのですが。

 

5)最後に30秒ずつ。

橋下氏「今の形を変えるのか、変えなきゃいけない。

平松氏「変えたらアカンものもある。上から目線が目立った。」

続きは、また明日。おわり。

 

二人とも声がガラガラでした。

途中で橋下氏が話し過ぎたので司会の方が平松氏に多く時間配分を多くすると言う発言がありました。

実際に多くしたのかどうか分かりませんが。

公職選挙法抵触への懸念もありました。

(当たり前かもしれませんが、)内容はこれまで何度か討論してきた事と大体同じでした。

時間的な制約がある中で、まとまりのある説明がなされていて、聴いていた私は良い討論だと思っていたのですが、下記の新聞記事のような情報もあります。

 

おおさか報知(20011年11月23日)より

http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/topics/news/20111123-OHO1T00080.htm

 

(引用始め)

 

橋下氏&平松氏が公開ラジオ討論で場外乱闘”…大阪市長選

 

 大阪市長選(27日投開票)に立候補している橋下徹前大阪府知事(42)と平松邦夫市長(63)は22日、大阪・北区の毎日放送でMBSラジオの報道番組「たね蒔きジャーナル」(月~金曜・後9時)に生出演。本番終了後、平松氏が場外乱闘を繰り広げる一幕があった。

 スタジオに招かれた市民45人を前にした公開討論。巧みな挑発で、場外戦のゴングを鳴らしたのは橋下氏だった。「(自身が)市長になれば、生活保護の不正受給に厳しく対処する。今の大阪市はゆるすぎる」と、平松市政を痛烈に批判した。

 放送中こそ「ここは政策を討論する場」と感情を抑えて冷静に振る舞った平松氏だったが、終了後に怒りが爆発。「ゆるすぎる? 事実無根だ。我々が生活保護に関しプロジェクトチームを作り、どれだけやっているか」と吐き捨てると、「もう話さない」と続いて予定されていた23日放送分の収録をキャンセルしそうになった。

 現場は一時騒然となったが、参加した市民から「平松さん、語って」と呼びかけられ、何とかその場にとどまった平松氏。こうした冷静さを欠いたシーンは幸いにも電波に乗らなかったが、同局は24日にも、両氏の公開テレビ討論番組をゴールデンタイムに生放送。この日のように橋下氏の挑発に平松氏が感情 むき出しで乗ってしまうと、有権者の判断に影響を与えることにもなりそうだ。

 一方、仕掛けた側の橋下氏は「平松さんだって僕のことを『独裁者』って言うじゃないですか」と終始涼しい顔だった。

 

(引用終わり)

 

なお、理由は良く分かりませんが、24日の毎日放送(テレビ)の生放送の公開討論番組は中止になったそうです。

 

下記の参考サイトでは放送の文字起こしをされています。私のブログより、こちらのサイトを見た方が良いです。

 

おわり

 

(参考サイト)

「昨晩のたね蒔きジャーナル 11/22

http://d.hatena.ne.jp/micabox/20111123/p2

 

2011年11月25日 (金)

「「キャスト」(2011年11月22日)・市の職員削減について(中島岳志氏)」

「「キャスト」(2011年11月22日)・市の職員削減について(中島岳志氏)」

 

2011年11月22日のテレビ朝日「キャスト」を録画したものを見ました。

記憶を基にレポートします。

中島岳志氏の市の職員削減についての報告がありました。

平松氏・橋下氏双方が職員削減を目指しています。

橋下氏の方が大幅な削減です。

大阪市の(正規の)職員を減らすと言う事は、その分を期間限定の非正規の職員が担うことになるという事です。

 

中島氏がある障害者福祉関連の職員の方を取材していました。

この方は23年のベテランだそうです。

この方のお話によると、今までは毎年自動的に契約が更新されていたものが、3年ごとに昇進試験を受けなければならなくなり、不合格になると、そこで解雇という制度になったそうです。

福祉の分野では利用者(障害者やその家族)と築いてきた信頼関係がとても大切です。

解雇されると信頼関係がゼロになります。

また、職員のキャリアもゼロになります。

非正規の職員は待遇も違うので差別されていると感じている人もいるそうです。

このような環境では当然、サービスも低下するでしょう。

 

単純な職員数削減は一番弱い所にしわ寄せが来ます。

中島氏によると、単に職員数を減らせばよいのではなく、無駄な事業を見直し、そこの職員を削減すべき、との事です。

最後に中島氏は、自分より待遇の良さそうな公務員を叩けば良いという「ジェラシー政治」と決別すべき、と発言していました。

結局は住民に返ってきますからね。

 

下記関連記事に中島氏の講演について書いています。

なお、この講演は月刊「創」(2011年12月号)のP26から(ほとんど)全文が収録されています。

 

おわり

 

(関連記事)

「ハシズム集会第2回「ハシズムは子ども・若者の希望を奪う」」

http://kumaokun.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-e382.html

 

2011年11月24日 (木)

「マック赤坂・政見放送(2011年・大阪府知事選挙)」

「マック赤坂・政見放送(2011年・大阪府知事選挙)」

http://www.youtube.com/watch?v=ho5JxAIMf3Y

 

2011年11月27日に大阪府知事選・市長選が同日に行われます。

そこで大阪府知事立候補者の一人のマック赤坂さんの政見放送を観ました。

大阪維新の会が提唱する大阪都構想への賛否などが気になる所です。

 

まずはこの服装はなんでしょうか?

アメリカの国旗を思わせます。

京都大学卒業で大阪で働いた事があるそうですが、関西弁が無茶苦茶です。

下手なコントを観ているようです。

 

いつものようにスマイル体操です。

「10度、20度、30度」

この程度では驚きません。

 

油断していたら3分20秒辺りからスマイルダンスという新たな技を繰り出しています。

(何じゃこりゃ~)

この服装はエアロビクスの衣装なのですね。

納得しました。

(政見放送でエアロビクスをするというのが、そもそもおかしいのですが。)

3分48秒辺りで、息が切れていますね。

 

「コマネチ」

これって、ビートたけしさんのギャグですよね。

良く大阪人は東京に対してライバル心を持っていると言われていますよね。

それなのに、なぜ大阪府知事選の政見放送で東京出身の芸人のギャグをするのでしょうか?

意味が分かりません。

(ここだけではなく、この動画全ての意味が分かりませんが。)

 

最後に時間が余ったのかスマイルビクスです。

スマイルとエアロビクスを合わせた言葉だそうです。

 

自殺防止くらいしか政策について述べる事無く終了です。

前回の東京都知事選の政見放送を超えていますね。

因みに前回の東京都知事選の得票数は4598票で、得票率は0,1%だそうです。

供託金(大阪府の収入になる?)を支払ってくれるので、まあ良いですけど。

 

供託金(300万円?)を支払えばテレビに出られるので広告費としては安いものという見方もあるのでしょうが、この動画を観てスマイル党に入ってスマイルセラピーを受けようと思う人がそれほどいるとは思えません。

このような方が立候補出来るというのは、日本(大阪)社会の民主主義が健全だと言う良い意味で解釈します。

大阪市長選は笑いの要素が一切ありませんからね。

 

おわり

 

(関連動画)

「『政見放送』マック赤坂 スマイル党 2011年東京都知事選 」

http://www.youtube.com/watch?v=Dbeyjpa-4i4

 

「日本スマイル党の街頭演説」

http://www.youtube.com/watch?v=TG6Rhps-Puk&feature=related

 

2011年11月23日 (水)

密着ルポ:’11大阪ダブル選 知事選 倉田薫候補

毎日新聞HP(20111117日)より、無駄に長いのですが、全文引用します。

http://mainichi.jp/kansai/news/20111117ddf001010014000c.html

 

(引用始め)

 

密着ルポ:11大阪ダブル選 知事選 倉田薫候補

 

 親しみ前面、老練戦術

 「将棋では『歩』が『と』に成ったら『金』の仕事をするが、大阪府(歩)を大阪都(と)にしても何も変わりません」

 大阪府羽曳野市で15日昼にあった街頭演説。前同府池田市長の倉田薫氏(63)=民主府連支援、自民府連支持=が、巧みな言い回しで大阪維新の会が掲げる「大阪都構想」を皮肉ると、約200人の聴衆が沸いた。

 ソフトな語り口と老練なイメージ。「あんまり冗談言いすぎて選対から怒られてますねん」と無邪気に笑う。

 12日昼には、堺市内であった祭りに参加した。1杯200円のぜんざいをほおばり、親しみやすさをアピール。来場した住民や出店のスタッフ一人一人と握手して回った。

 池田市議、同市長で通算10回の選挙を経験。握手を求めるタイミングの巧みさは、二人三脚で大阪市長再選を目指す平松邦夫氏(63)の折り紙付きだ。

 「握手してくださる方は一目で分かるんです」という言葉通り、目と目が合えば笑顔で手を差し出し、断られることはまずない。知名度向上の手応えは上々だった。

 ただ、府内を選挙カーで走り回る時には、地元市町村長に人一倍気を使う。それぞれの首長が、倉田氏を選ぶか、維新幹事長の松井一郎氏(47)を選ぶか「踏み絵」を迫られる形となった今回の選挙戦。推薦の色分けは繊細な問題だからだ。

 「ここの市長からは推薦もらってないからね」。倉田氏が注意を促すと、アナウンス係の女性は「推薦」という言葉を避け、「市長のまちづくりの手伝いをさせてください」と慎重に言葉を選んで呼び掛けた。

 ターミナルでのあいさつ、商店街での桃太郎(練り歩き)、個人演説会--。朝から晩まで息つく間もないスケジュール。移動中の車内では、おにぎりや弁当の食事を取って、寸暇を惜しんで眠る。

 少しでも睡眠時間を確保しようと、選挙期間中は一時、池田市内の自宅を離れて大阪市内でホテル生活。だが、疲れていても「昨夜はおにぎりをあてにビール1缶飲んで寝たよ」とざっくばらんな語り口は変わらない。

 頑張りの源は家族の支え。験担ぎを尋ねると、満面の笑みで、スーツのポケットから孫娘が作ったお守りを取り出した。

 妻と長男も府内の議員らを回り、積極的に支援を呼び掛けて回る。大阪市生野区・鶴橋など4商店街の練り歩きや個人演説会3カ所などを予定している17日も、家族に背中を押されて府内を駆け抜ける。【佐藤慶】

毎日新聞 20111117日 大阪夕刊

 

(引用終わり)

 

先日、駅前で「倉田薫、倉田薫」と連呼する音(のみ)を聴きました。

正確には、聴きたくもないのに強制的に聴かされました。

恐らく選挙カーからのウグイス嬢の演説(台本を読んでいるだけ)でしょう。

倉田氏本人が乗っていたのかどうかも分かりません。

(「ウグイス嬢」という呼び方も気に入りません。正確には、「拡声器騒音公害中年女性」です。拡声器を使って騒音をばら撒き静かな生活を妨害するのが仕事(の一つ)とは、驚きです。)

 

さて、この記事についてです。

府内を選挙カーで走り回る時には、地元市町村長に人一倍気を使う。>理由について、住民の皆さんの静かな生活を邪魔するから、だと思って読んでいたのですが違いました。

首長から推薦をもらっているかどうかを気にしているだけだそうです。

結局は拡声器を使って街頭演説をするのですね。

この点については、どの候補者も同じでしょう。

政治家(立候補者)に何かを期待する方が間違っているのかも知れません。

 

おわり

 

(関連記事)

「大阪維新の会・さわのしげひろ氏のツイッター(2011年7月12日)より、選挙騒音について」

http://kumaokun.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-3051.html

 

2011年11月22日 (火)

「 堀江由衣さんの夏の一問一答(2011年)」

 堀江由衣さんの夏の一問一答(2011年)」

 

堀江由衣さんのツイッター(2011年8月30日)より

http://twitter.com/#!/kuronekounion/status/108543839257624577

 

kuronekounion 黒ネコ同盟(堀江由衣&スタッフ)

ゆい:ばったりお祭りに遭遇ばったり憧れのあの人に遭遇ばったりバッタに遭遇(>_<)怖かった!RT @otyatwi @kuronekounion もうすぐ夏が終わりますが、ほっちゃんの今年の夏のプライベートでの一番印象に残っている思い出を教えて下さい。#夏の一問一答

 

2011年の夏(7月20日頃から8月31日まで)にツイッター上で行われていた「夏の一問一答」のものです。

「夏の一問一答」とは、夏休みの間だけ堀江由衣さんがツイッターでみんなの質問に答える企画です。

 

おわり

「大阪都構想にたいする現時点での考え(2011年11月)」

「大阪都構想にたいする現時点での考え(2011年11月)」

 

2011年11月27日に大阪市長選挙・大阪府知事が行われます。

大阪維新の会から立候補している橋下徹氏と松井一郎氏は大阪都構想を掲げています。

そこで、現時点における大阪都構想に対する私の見解を書きます。

 

大阪都構想とは、現在の大阪市・堺市を廃止し、新たに8・9の特別区(人口30万人程度)に分割し、権限・財源を大阪都に移譲し、大阪都が区間の財源の調整を行うものです。

その目的は2重行政を解消し、特別区(基礎自治体)が住民サービスを行い、大阪都が広域行政を行うことにより、経済を活性化させ税収の増加を図る事だそうです。

 

その前提として、まずは、国旗国歌の問題は大阪都構想とは基本的に無関係です。

また、一般的には、実現困難(法改正が必要)だから反対するという意見もあるのでしょうが、私は、大阪都構想が実現すれば、大阪府の住民の暮らしが良くなるなら、どれだけ実現困難でも賛成します。

そして、橋下徹氏の人格とも無関係です。どれだけ橋下氏の人格が下劣でも、都構想を実現すれば住民の暮らしが良くなるなら、賛成します。

 

以下に、大阪都構想への移転について、必要性と許容性の観点から検討します。

 

1)2重行政についてですが、大阪府と堺市の間には2重行政はないそうです。

そして、大阪府と大阪市については、府知事と市長が協調・連携すれば(どちらかが引いたり、共同で行えば)解決可能な問題です。

(水道事業がまとまらなかったのは、橋下知事の調整能力が低いからだと考えます。)

よって、都構想に移転する必要性がありません。

 

2)大阪市の人口260万人が多すぎて住民に身近ではなく、住民の意見を聞くことが困難なので、30万人程度にするそうです。

しかし、この30万人という数字について、特に合理的な(20万人や40万人では駄目で30万人が良いという)理由は無いようです。

また、人口30万人にしても住民の意見は通らない時は通りません。

問題は、人口規模ではなく、自治体に住民の意見を聞く気があるかどうかです。よって、都構想に移転する必要性がありません。

 

3)大阪都構想は、基礎自治体の権限・財源を広域行政が吸い上げるものであり、地方分権の流れに反するものです。

よって、大阪都に移転する許容性がありません。

 

4)現在の大阪市・堺市(政令指定都市)の権限・財源を都に移行するものであり、都での特別区(中核市程度)の財源・権限は現在の大阪市・堺市よりも少なくなります。

権限・財源が小さくなれば、当然住民サービスは低下するでしょう。

よって、都構想に移転する許容性がありません。

 

5)住民にとって一番重要な区割案が示されていません。

また、裕福な区とそうでない区が出来るのでしょうが、どのように財源を調整するのでしょうか。

このように不明確な構想に賛成するべきではありません。よって、都構想に移転する許容性がありません。

 

6)(維新の会は公表していませんが、)都構想への移転費用がかかります。移転費用の分だけ財源が減ると言う事です。よって、都構想に移転する許容性がありません。

 

7)それぞれの区に公選の区長と議員を置くそうですが、議員に報酬を支払わなければならないので、その分の予算が減少します。よって、都構想に移転する許容性がありません。

 

以上より、大阪都構想への移転の必要性も許容性もないので、移転しても、どう考えてみても大阪市・堺市の住民の暮らしが良くなるとは思えないのです。

よって、私は現時点では大阪都構想に反対します。

そして、その時間と労力を福祉や教育等の住民サービスに回すべきだと考えます。

 

おわり

2011年11月21日 (月)

「「橋下主義(ハシズム)を許すな!」の感想」

「「橋下主義(ハシズム)を許すな!」の感想」

 

「橋下主義(ハシズム)を許すな!」(ビジネス社、2011年11月、800円)を読んだので、感想を書きます。

 

「橋下主義を許すな」購入。ざっと見ましたが、基本的に第一回ハシズム集会(下記関連記事参照)に内田樹氏の文章を付けたしたものです。

内田樹氏の文章(講演録)です。納得いかない部分があります。

 

P6より、平松氏の高い教育的見識と教育への関与は別。なぜなら次の(教育理念がまたく違う)首長が教育に介入すると言い出した時に、それを阻むロジックが無くなるから。

だから教育委員会(独立行政委員会)を作り政治から教育を独立させているのですね。成程です。

 

P7より、教育基本条例の問題点についてある教育方法を導入してからその効果を検証するまでには10年から40年かかるそうです。知事や議員の任期内では分かりませんよね。何十年か後に失敗だと明らかになった場合はどうするのでしょう?その頃には引退しているのでしょうが。

 

P11より、教育基本条例には<なぜ教育行政に政治やマーケットが関与すべきであるのかということについては、何の根拠も示されていない。>そうです。教育への市場原理の導入は自明の事のように語られていますが、本来は提案する維新の会の側が説明するべきですよね。

 

P10より、設立された株式会社のうち20年後まで生き残っているのは100社に1社程度。会社ならそれでも良くても生身の人間が相手の教育に市場原理を試す訳にはいかない。

ある種の社会ダーウィニズム・優生学でしょうか?

 

P17より、教育についての議論の中で<「子供たちの公民的成熟に資するか」という基準に基づいて教育実践の適否を論じる人はほとんどいない。>とのことです。

この部分は、「憲法の知恵ブクロ」(新日本出版社、伊藤真)のP60より、教育を受ける権利(憲法26条)の内容は、生存権、公民権性、学習権、という部分と重なります。内田氏のフランス現代思想と憲法学がつながった感じです。つながっていて当たり前かも知れませんが。

 

内田樹氏の文章のP31より、塾で成績が悪い生徒を教えると、その生徒は学校の授業について行けるようになり学校の授業よりも進んだそうです。その生徒は自分だけが習っていて他の人が習っていない授業で立ち上がって歌を歌い始めたそうです。

それについて著者は競争における優位を死守するためには級友たちの学習を妨害するのが最も効率的だから、と見ています。この後、だから競争主義は良くない、という方向に行きます。

明確な理由は分かりませんが私の体験からすると、この生徒は余程変わった例だと思うのです。

 

P32より、子供同士でアニメやアイドルの話はするが政治の話をしない理由について、他の生徒の成績が上がらないようにするため、としています。

私は単に子供たちがアニメやアイドルに興味があり政治的な事に興味がないだけだと思うのですが。

 

P34より、教育の目的を「お金儲け」とすると、学校に行かずにインターネットで株の売買をして数億円儲けた子供を批判できない。

経済的合理性で子供たちの学習を動機づけようとする人たちは、「金なんか、要らない」という「無欲」な子供たちには手も足も出せない。

「下流の宴」(林真理子)を思い浮かべました。

 

P39より、<これはひとり維新の会だけの責任じゃありません。>今の日本は全体的にお金儲けが第一ですからね。突き詰めていくと維新の会のようになりますよね。

 

P40より、維新の会の教育観は時代遅れ。これまで維新の会が言うような事をやってきた結果がこれ、だそうです。私は維新の会の教育条例について目指すべき方向ではないと思っていたのですが、まさか古いとは思っていませんでした。ここは新しく得た視点です。

 

P52に、佐藤優氏の文章の一部が掲載されています。<自由のない民主主義は独裁です。>自由主義と民主主義は目的と手段の関係です。佐藤氏が橋下氏に反対するのは驚きです。他の所で官僚は選挙で落とす事が出来ないと散々批判していたからです。

 

P51から「ハシズム集会」の1回目を全文掲載しています。そして、P117から橋下氏の「妄言録」が掲載されています。酷い言葉が並んでいます。

 

内田樹氏の文章について部分的に納得いかない部分がありましたが、全体的に新しい視点も得られました。良い本です。

 

おわり。

 

(関連記事)

「反「ハシズム」集会に香山リカ氏ら 平松市長も出席」

 

http://kumaokun.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-2b14.html

 

「「第1回『橋下』主義(ハシズム)を斬る」(2011年9月18日)の感想の続き」

http://kumaokun.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-0a53.html

2011年11月20日 (日)

「2011年11月12日 【公開討論会】 平松邦夫 VS 橋下徹 大阪市長選直前 の感想」

20111112日 【公開討論会】 平松邦夫 VS 橋下徹 大阪市長選直前 の感想」

 

20111112日 【公開討論会】 平松邦夫 VS 橋下徹 大阪市長選直前 」

http://www.youtube.com/watch?v=hnKeBZ8WC4g

 

この動画を観たので感想を書きます。

この動画へのコメントは、ほとんどが橋下氏支持で埋められていますね。

司会は、元フジテレビキャスターの宮川俊二氏です。

 

平松氏「大阪市は情報公開水準を全国トップレベルに引き上げた。」

平松氏「イギリスの経済誌「エコノミスト」の最も住みやすい都市ランキングでアジアで一位。」

 

平松氏はニューヨーク市のジュリアーノ市長の「割れ窓理論」を支持しているのでしょうか?防犯パトロールや監視カメラなど監視社会化が進む可能性があります。ここに対する懸念はあるのでしょうか?確かにコミュニティーは大切かも知れませんが、私は地域による相互監視による息苦しさが犯罪につながる場合もあると思うのです。

 

橋下氏は良く「大阪は離婚率が高い」と言いますが、離婚は(望ましくはないのでしょうが、)民法上の制度であり違法ではありません。

 

橋下氏「大阪の街頭犯罪が減ったのは大阪府警の頑張り。大阪府警の組織力・捜査力を強化した。」

 

「警察取り調べの実態「人生むちゃくちゃにしたるわ!」」

http://www.youtube.com/watch?v=wpyYSUsSFtg

 

この件も捜査力の強化の成果でしょうか。

 

橋下氏「様々な政策をしても上手く行かない、それは行政機構が悪いから。」

経済的に良くないのは日本中どこでもでしょう。東京は首都だからうまくいっているだけだと思います。

 

橋下氏「大阪を含めた日本は明治維新に作られた古い仕組みだからおかしい。」

西洋でも古くからの統治機構のままの国もあるでしょうが、西洋諸国でこのような意見を聞いた事がありません。この辺りは憲法改正論者と似ていますね。

 

橋下氏「明治維新は幕藩体制から統治機構を変えた。中身を変えた訳じゃない。」

天皇主権・近代化・開国など中身も変えていますよ。

 

橋下氏「平松市長は大阪市を中心に考える」

平松氏は大阪市長なので「大阪市を中心に考える」のは当たり前です。それが「大阪市役所を守る」という事につながるのでしょうか?

 

橋下氏「24色(区)の輝く大阪にしたい。」

8か9区ではなかったの?色鉛筆、クーピー?

この「24色」というのは、ここ数日の間に急に言い出していますね。区割り案すら出さないことの言い訳でしょうか?

 

平松氏「大阪市を潰す、といって市長に立候補する人に反対するのは当たり前。」

その通りです。

 

橋下氏「(橋下氏と平松氏の)政策の中身はほぼ同じ。組織を作り変えるかどうかの違い。」

ここは本当でしょうか?

 

橋下氏「政令市だから待機児童が多い。」

単に政令市は人口(児童)が多いので保育所の数が足りていないだけでは?

 

橋下氏「大阪市・堺市以外の政令指定都市では、待機児童の問題はほとんどありません。」

ここも本当でしょうか?

 

平松氏(大阪市の人口260万人について)「スケールメリット。」

初めて聞いた言葉です。

 

http://kotobank.jp/word/%E3%82%B9%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88

 

スケールメリット ()scalemerit同種のものが集まり、規模が大きくなることによって得られる利点。特に経済で、経営規模が大きいほど生産性や経済効率が向上することをいう。規模のメリット>だそうです。

 

平松氏「2重行政があるとしても議論をすれば解決する問題。上山信一氏は新聞で2重行政を解消しても削減できる財源はそれほど大きくない、と書いていた。」

 

平松氏「利用率が高い施設は2重行政とは言わない。大阪市の借金が多いのは都市インフラの集中投資が原因。借金は減ってきている。大阪府の借金は6兆円を超えた。史上初。」

図書館や大学は2つあっても良いですからね。

 

司会者「これだけ大阪の事を考えている二人が仲良く連携できないのはなぜ?」

 

橋下氏「制度。政令指定都市の大阪市役所が大阪全体に係わる所まで出て来てしまう。」

堺市や大阪府外の他の政令指定都市もそうなりますよね。

 

平松氏「大阪市の職員を守るなんて思っていません。制度を変えれば良くなるというマジックにかけようとしている。府と市が力を合わせる。関西広域連合も。」

 

橋下氏「話し合いでは解決しない。だから選挙がある。大阪市は関西広域連合に入っていない。」

 

橋下氏「地下河川も大阪市が「うん」と言わないので進まない。」

平松氏「始めてます。」

何じゃこりゃ~。漫才かと思いました。

 

司会者「(相手の)ここが嫌だ、という所。」

すごい質問しますね。

橋下氏「無いです。」

平松氏「白か黒か、敵か味方か。」

本音を聞いてみたい所です。

 

平松氏「関西広域連合に入りますと言っても、発足(2010年7月)したばかりなので少し待って欲しい、と言われて、そのまま。

どうやらこれが真実のようです。平松氏は、ブログ等でもっと早くこの事を教えて欲しかったです。

 

平松氏、最後のまとめ「満足度日本一。受け入れてくれるコミュニティーに丸投げではなく市役所が寄り添って走ることが出来るように。命と暮らしを守る。」

 

橋下氏、最後のまとめ「大阪府民、大阪市民は守るが大阪市役所・府役所の組織は守らない。大阪府民・市民を守る組織に作り替えます。東京都に並ぶ大阪都を作り、日本を引っ張ります。東アジアの拠点に。大阪都知事になる気はない。次の世代に引き渡す。」

自分は権力を握るのではなく一歩引きますよ、と言いたいのかも知れませんが、大阪都に移行したのに経済的に上手く行かない場合に次の知事の政策が悪かったから、と言い訳できそうですね。

 

司会者「無関心が一番の敵。」

その通りです。最後に握手。殴り合いになりませんでした。終わり。パチパチ(拍手)。

 

全体的に橋下氏が攻撃して平松氏が守るような印象でした。ただし攻撃と言っても橋下氏の発言は事実誤認等があり、攻撃になっていませんでしたが。

 

おわり

 

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