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2012年1月30日 (月)

「報道ステーション・サンデー(2012年1月15日)の感想」

「報道ステーション・サンデー(2012年1月15日)の感想」

 

2012年1月15日の「報道ステーション・サンデー」の録画を観たので記憶とメモを頼りに感想を書きます。

この日の司会は長野智子氏で、ゲストは、北海道大学の山口二郎氏と大阪市長の橋下徹氏でした。

 

1)橋下氏は一言目から山口氏について「何も変えたくないと思っている人」と決めつけです。

橋下氏は、個々の教育委員の実行力がない事を理由にして制度を変えると言っていました。

それなら実行力のある人を教育委員に任命すれば良いのです。

目的と目的を実現するための手段がずれています。

 

2)橋下氏「学者は何も分かっていない、世間知らず。」

渡辺淳一氏「橋下氏にやらせてみたい」

橋下氏「小説家は世間を分かっている。学者の本なんて売れない。」

 

売れる・売れないと内容の妥当性は基本的に無関係です。

そもそも山口氏の本と「失楽園」を比べるのが間違っています。

実際に経験しないと分からないなら、橋下氏は学者や小説家の経験は無いでしょうから、学者や小説家の事はわからない、となりそうです。

また、(恐らくですが)渡辺氏は政治に係わった事は無いはずです。それなら渡辺氏も政治の事は分からない事になるはずです。

そもそも、なぜ渡辺淳一氏がゲストなのでしょうか?

 

3)橋下氏は教師=教組と見ているようですが、組合に入っていない教員もいるでしょう。

山口氏「教育は医療に近い。」

 

山口氏は新制度案の不都合な点を指摘しているのに、橋下氏は「(山口氏が)制度の変更が難しい」と言っていると曲解(すり替え)し、「学者は分かっていない」と批判していました。

 

4)所々で、橋下氏は山口市に対して大阪府政・大阪市政についての細かな事を質問し、山口氏が「知らない」と答えさせ、だから学者は分かっていないと言っていました。

橋下氏は山口氏に「(教育についての)○○○○(聴きとれませんでした。)を知っていますか?」と聞いていましたが、北海道在住の学者が細かな事を知らないのを見越した上での質問でしょう。

CM中に聞いて山口氏が知らないことを確認してから本番で得意げに言っていました。

私学助成については本に書いてあったので私も知っていましたが。

 

5)山口氏「現場を知っている陰山さんをサポートするのが政治の役割」

橋下氏「教育評論家には現場の事は分からない。」

 

陰山英男氏は教育評論もされているのでしょうが、現場から教育委員になった方ですよね。

山口氏が愛知県の犬山市の成功例を挙げると、橋下氏は特殊な例だと一蹴していました。

 

6)橋下氏「(公明党との連携について)政治です。」

 

ほんの一カ月前には「大政翼賛会」と呼んでいたのにこの変わり様です。本当に「政治」ですね。だから有権者が政治から離れていくのでしょう。まあ、政治家から見たら有権者が政治に関心を持たないほうが好き勝手出来て都合が良いのでしょうが。

 

7)山口氏「学者は多数派と対立する事はある。政治家に文句を言うのが仕事。学者が権力者におべんちゃらを言ったら、それこそ税金の無駄。」

 

これは暗に上山信一氏について言っているのでしょう。

学問とは真理の追求です。真理は時の権力に弾圧される危険性があるので、日本国憲法で学問の自由(23条)が定められており、そこから制度的保障として大学の自治が導き出されるのです。

 

8)橋下氏「労組がトップの人事権を持つ」

 

確かに労組の組織票の影響力は大きいでしょうが、それで全てが決まる訳ではありません。「労組がトップの人事権を持つ」というのは言い過ぎです。

 

9)橋下氏「少数意見に耳を傾けるのは当たり前。多数の意見を尊重するのが民主主義。」

 

耳を傾けるだけで少数者の意見は反映されないという事です。

 

10)結局、山口氏と橋下氏の会話は、最後までかみ合っていませんでした。

また、橋下氏から何一つ説得力のある言葉を聞く事は出来ませんでした。

平松邦夫氏は、この方の相手をされてこられたのですね。

橋下氏の論理矛盾の度合いは、「学者は世間知らず」発言の数と比例すると思います。

 

おわり

 

(参考サイト)

「報道ステーション・サンデー」HP

http://www.tv-asahi.co.jp/hst-sun/

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