2016年10月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

拡声器騒音・文化騒音の本(お茶)

楽天(お茶)

  • 楽天(お茶)

« 教育基本条例案:橋下氏、文科省見解に反論 | トップページ | セントポール大聖堂、デモの影響で拝観中止 »

2012年1月 6日 (金)

「津波は3メートル」…その後放送できず被害拡大 釜石

朝日新聞hp2011420日)より、少し長いですが引用します。

色変えは引用者、私人については匿名とします。

http://www.asahi.com/national/update/0420/TKY201104200249.html

 

(引用始め)

 

「津波は3メートル」その後放送できず被害拡大 釜石(1/2ページ)

2011420152

 

 東日本大震災で津波を知らせる防災行政無線の放送内容は、被災した沿岸自治体ごとに違っていた。予想された津波の高さを知らせず、「とにかく逃げて」と 訴えて功を奏した自治体もある一方、「高さ3メートル」と放送したため、2階に避難すればいいと判断して被災した人が多い自治体もある。行政は何をどう伝え、市民はどう対処すべきか。課題を残した。

 3月11日、気象庁は地震発生3分後の午後2時49分に大津波警報を発令し、1分後に岩手県には高さ3メートルの津波が来ると予想した。これを受け、岩手県釜石市は午後2時50分と同52分に「高いところで3メートル程度の津波が予想されます。海岸付近の方は直ちに近くの高台か避難場所に避難するよう指示します」と市内96カ所のスピーカーで放送した

 気象庁は津波予想を、午後3時14分に6メートルと切り替え、同31分に10メートル以上とした。しかし、市は停電で気象庁情報を伝えるメールを県から受け取ることができなくなっていた。この間、避難を指示する放送を6回繰り返した。

 その結果、市民の中には「津波は3メートル」と思い込み、2階に避難すれば大丈夫と判断した人が多かった。実際には、釜石港には約9メートルの津波が押し寄せたとみられている。 

 2階建ての同市鵜住居(うのすまい)地区の防災センターには周辺住民150~200人が駆け込んだが、2階まで被災し生存者は約30人だった。避難したHさん(72)は「もっと高い津波と知っていたら山に逃げた」と話す。

 同市の漁師Sさん(55)は地震発生時、海辺の倉庫でワカメの加工作業をしていた。立派な防潮堤があるので、3メートルの津波なら避難しなくていいだろうと思ったという。だが、外に出てみると、すさまじい音が海から聞こえ、慌てて逃げた。「妹と義兄も見つかんねえ。こりゃあ人災じゃねえか」と憤る。

 市防災課は「確実な情報が得られない中で精いっぱいやった」としている。

 

(引用終わり)

 

朝日新聞hp2011420日)より

http://www.asahi.com/national/update/0420/TKY201104200249_01.html

 

(引用始め)

 

「津波は3メートル」その後放送できず被害拡大 釜石2/2ページ)

2011420152

 

 一方、隣の岩手県大船渡市は当初から津波の高さを言わず、大津波警報の発令と高台への避難のみを呼びかけた。市防災管理室は「津波は湾によって高さに差が出るので、誤解を与えないようにしている。警報の発令さえ知らせれば逃げてもらえる」という。

 大船渡港を襲った津波は約9.5メートルとされる。同市の死亡・行方不明者は約500人。一方、釜石市は1300人を超えた。

 岩手県山田町は「3メートル以上」と放送した。その後、予想される津波の高さが6メートルに切り替わったことをテレビで確認し、放送の準備をした。しかし、消防署庁舎から津波が見えて、全員が屋上に避難し、放送できなかった。 

 同町のTさん(52)は「3メートル程度の津波と思い込み、自宅の2階に避難した人が大勢いる。自分も堤防を越える津波を見て慌てて逃げた」と話す。職員の間からは「ただ『逃げてください』と連呼した方がよかったのでは」との反省も出ているという。

 市街地がほぼ壊滅した陸前高田市と大槌町では資料がすべて流されてしまったため、どんな放送をしたかわかっていない。

 宮城県では当初から6メートルの大津波警報が出ていたが、放送内容は自治体によって違っていた。南三陸町では、地震直後から「6メートルの津波が来ます」と防災無線で呼びかけた。無線を聞いて高台に避難した町民も多かったが、実際の津波は15メートルを超えており、3階建ての防災対策庁舎が水にのまれて、多くの町職員が犠牲になった。

 同県気仙沼市の対策本部によると、3月11日当日は、気象庁の大津波警報が出た時点で防災無線を使って避難を呼びかけた。具体的な津波の高さを明示して注意を促したかどうかは記録が残っていないが、「とにかく高台に避難を、と徹底的に呼びかけた」という。

 群馬大大学院災害社会工学研究室の片田敏孝教授は「速報性を重視する気象庁が初期段階で発表した3メートルという数字が独り歩きしてしまった。津波速報の活用方法を、行政も市民も見直す必要がある」と話す。(青木美希)

 

(引用終わり)

 

東日本大震災や台風と大雨で多くの方々が犠牲になられました。

これらの災害において屋外式の防災無線が本当に役に立ったのか検証するべきです。

 

1)<岩手県釜石市>では、当初は津波は「3メートル」という放送をしていたそうです。

「10メートル」という訂正の情報が出たのですが、<市は停電で気象庁情報を伝えるメールを県から受け取ることができなくなっていた。>ため、放送をする事が出来なかったそうです。

それにより、(恐らく)多くの方々が犠牲になったのでしょう。

この問題は、屋外式の防災無線だけではなく、戸別式や携帯電話を利用したものでも起こり得ます。

非常時用の自家発電の設備はなかったのでしょうか?

人災>という見方も出来るでしょう。

 

2)<岩手県山田町>では、訂正の放送は、<消防署庁舎から津波が見えて、全員が屋上に避難し、放送できなかった。>そうです。

仕方がない事かも知れません。

この点についても戸別式や携帯電話を利用したものにしても解決しない問題です。

職員の間からは「ただ『逃げてください』と連呼した方がよかったのでは」との反省も出ている>という点については、その通りかも知れません。

 

3)解決法としては、市町村経由ではなく、衛星放送の発信地や国(中央)や都道府県から直接個人に情報を送る方法を検討するくらいしか思いつきません。

 

おわり

 

« 教育基本条例案:橋下氏、文科省見解に反論 | トップページ | セントポール大聖堂、デモの影響で拝観中止 »

拡声器騒音・文化騒音」カテゴリの記事

防災行政無線放送」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1401223/43346176

この記事へのトラックバック一覧です: 「津波は3メートル」…その後放送できず被害拡大 釜石:

« 教育基本条例案:橋下氏、文科省見解に反論 | トップページ | セントポール大聖堂、デモの影響で拝観中止 »

ウェブページ

無料ブログはココログ