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2012年9月 2日 (日)

「図解 原発のウソ」

「図解 原発のウソ」

 

「図解 原発のウソ」(小出裕章、扶桑社、2012年3月、1000円)を読んだのでメモと感想を書きます。

 

1)P31より、瓦礫受け入れについての2012年3月時点での小出裕章氏の見解は、各地で受入れて焼却し、焼却灰を原発の石棺等に使うべきという事です。これによると瓦礫を各地域に運搬し焼却し、その焼却灰をまた福島に運搬するという事になり、かなり手間がかかる事になります。また、瓦礫と言っても線量の高い物から低い物まで様々なはずですが、特に線量による区別しないという事でしょうか。なお、ラジオ番組「たねまきジャーナル」では受け入れてはいけないと仰っていたような気がします。

 

2)P55より、低線量でも被曝リスクはゼロではない「直線、しきい値なし」モデル。低線量被曝は高線量の被曝よりも単位線量辺りの危険度が高くなるという「超直線仮説」も。

 

3)P68より、原発は海水を7度温める「海温め装置」。生態系への影響もあるでしょう。地球温暖化の原因の一つかもしれません。

 

4)P76より、原発は一般水力や火力よりもコストが高い、原発をとめた方が電気料金は下がるそうです。

 

5)P78より、原発が二酸化炭素を排出しないというのは嘘、ウラン濃縮や原発建設で二酸化炭素を排出するそうです。

 

6)P90より、化石燃料が枯渇する懸念から原発が推進されてきたが、石油よりもウランの方が先に枯渇するそうです。

 

7)P98より、核燃料サイクル(高速増殖炉)は水ではなくナトリウムで冷却するので危険だそうです。また、P100より、プルサーマル(MOX燃料)は、ウランを燃やして発電する原発にプルトニウムを燃やすので危険。また大量の核のゴミが出るそうです。

 

8)P110より、原発は一度動かしたら一年間は止めることが出来ないそうです。夏の間だけ再稼働なんて出来ないという事です。

 

9)P117より、「振動力発電」というものがあるそうです。音(空気の振動)で発電が出来るという事です。拡声器騒音・文化騒音では何キロワット発電できるのでしょうね(嫌味)。

 

10)まとめ

この本は2011年6月発売の「原発のウソ」に写真・図表や最新の事情を付け加えたものです(私は「原発のウソ」を読んでいないので、加筆がどれくらいあるのかは分かりません)。特に専門的な知識がなくても読めました。この一冊を読めば原発についての基本的な知識が得られます。

本書を読むと原発がなくても暮らしていけることが良く分かります。また、原発が作業員の被曝や原発を押し付けた地方への差別で成り立っているという事が良く分かります。原発を止めた方が電気料金は安くなるという事を知って衝撃を受けました。結局電力会社が儲かるように原発を作ってきたという事です。

B5版と大型になっているのが気になります。写真やグラフ等を入れるためでしょうが、持ち運びや保管がしにくいです。

 

おわり

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