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2012年9月15日 (土)

「原発はいらない」

「原発はいらない」

 

「原発はいらない」(幻冬舎ルネッサンス新書、小出裕章、838円、2011年7月)を読んだので感想を書きます。

 

1)P23より、「熊取六人組」という呼称について、著者は原発推進派が社会の敵としての烙印を押すために付けたとみています。悪い意味だったのですね。私は原発反対派の人達が正義の味方の意味で呼んでいたのかと思っていました。

 

2)P24より、和歌山県の日高町と白浜町に原発を建設する計画があったそうですが、住民の皆さんの反対運動により実現しなかったそうです。この辺りは海水浴場として有名な所です。ここに作った原発が事故を起こしたら、和歌山県だけではなく大阪府全域が放射性物質に汚染されるでしょう。

 

3)P210より、著者は今の半分のエネルギーで生活をする事を提案しています。今は省エネ技術が進歩しているので、それほど生活レベルは低下しないそうです。私は原発事故の前からこれ以上できないほどの節電をしていたので、これ以上の節電は無理です。店舗など無駄に冷房を入れている所が節電をするべきです。

 

4)まとめ

「原発のウソ」の続編です。「図説 原発のウソ」と重複する部分がかなりありました(本来は読む順番が逆です)。違いは①著者の研究者としての歴史が書かれている事です(P18から)。そして、②第3章に「原発に関する何でもQ&A」に多くの人が疑問に思うであろう事がまとめられている所です(関西にも高濃度ではないですが放射性物質に汚染されています)。

気になっていた瓦礫の受け入れの賛否については書かれていませんでした。

著者の主張は、安全な原発は無い、原発は実はコストが高い、火力発電所をフル稼働すれば電気は足りるという事です。

読む順番が逆になったので、お薦め度合いはよく分かりませんが、前述の「図説 原発のウソ」との違い①②を知りたい方にはお薦めです。

 

おわり

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