2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

拡声器騒音・文化騒音の本(お茶)

楽天(お茶)

  • 楽天(お茶)

« 2013年11月10日 - 2013年11月16日 | トップページ | 2013年11月24日 - 2013年11月30日 »

2013年11月17日 - 2013年11月23日の2件の記事

2013年11月23日 (土)

「爆笑問題のニッポンの教養・腸管免疫学の上野川修一氏」

「爆笑問題のニッポンの教養・腸管免疫学の上野川修一氏」

 

「爆笑問題のニッポンの教養 人間は考える腸である」(講談社、上野川修一、太田光、田中祐二、2008年、760円)を読みました。

 

1)上野川修一氏の専門分野は「腸管免疫学」です。腸には一億もの神経細胞があり「セカンドブレイン」(第2の脳)とも呼ばれ、体内で一つの宇宙を形成しているそうです。そして、腸の免疫が健康に大きく影響するそうです。

 

2)本書の26ページより引用します。

 

<21、大きな道路や工場の近くに住んでいる

22、商店街や飛行場など騒音地域に住んでいる>

 

このような環境での生活を続けていると腸の免疫が落ちるそうです。文化騒音・拡声器騒音については、商店街の騒音が当てはまりそうです。そして、免疫力が落ちると、アレルギー・感染症・ガンになりやすいそうです。騒音被害者は騒音に悩まされるだけではなく、病気にまでなりやすくなるとは・・・踏んだり蹴ったりです。

 

3)<太田 商店街の「いらっしゃーい」とか、人の声をはたして騒音ととるかだね。オレはいい音だなって思う。街の声だからね。>(P18)

 

商店街には人の声だけではなく音楽がかかっていたり、注意放送がなされていたりします。商店街の騒音というのは、肉声よりも機械によって増幅された音の方だと思います。

 

2013年11月21日 (木)

「「対話」のない社会―思いやりと優しさが圧殺するもの」

「「対話」のない社会思いやりと優しさが圧殺するもの」


「「対話」のない社会思いやりと優しさが圧殺するもの」(中島義道、PHP新書、660円、1997年)を読んだので感想を書きます。

 

1)P158より、著者が予備校で英語を教えていた時、生徒の点数が悪いので「できないなあ」と呟いたそうです。それに生徒と親が怒って抗議。その後生徒は予備校をやめたそうです。このような<対話>は必要でしょうか?権力を持った講師にこのような事を言われたら多くの生徒が嫌になります。これは単に著者にデリカシーがないだけだと思います。

 

2)P195より、不利益を回避し集団を利用する「弱い個人主義」(和風個人主義)には「弱い自己責任」が対応。この「弱い個人主義」が管理放送を生み出しているとの事です。ここは賛成です。

 

3)P207より、定型的な言葉よりも<対話>の割合を増やすべき、という本の「あとがき」で編集者に定型的なお礼の言葉を書くという矛盾です。

 

4)P201より、書籍「訴えてやる!―ドイツ隣人間訴訟戦争」の紹介です。日本で(恐らくドイツでも)これら(勝手に隣家に侵入等)をしたら犯罪が成立します。余り現実的ではありません。

 

5)P203より、著者は日本社会を欧米型にしたいのではなく、<対話>の割合を数%増やすことを提案しています。そして、日本社会は欧米の様には絶対にならないと断言しています。例えば、最近、店舗や学校に対して無理難題を主張するような人がいます。「モンスター○○」という呼称の妥当性はともかく、これらの人々と欧米型の社会はどう違うのでしょうか?

 

6)まとめ

著者は日本には<対話>が無いから無意味な管理放送が増えているので、<対話>の割合を数%増やすべきだとしています。私は著者に賛成な部分もあるのですが、前述の予備校でのエピソードなど納得のいかない部分もあります。何とか著者とは違う方向性を探っていきたいのですが、今の所良い方法が見つかりません。

 

おわり

 

« 2013年11月10日 - 2013年11月16日 | トップページ | 2013年11月24日 - 2013年11月30日 »

ウェブページ

無料ブログはココログ