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2014年6月8日 - 2014年6月14日の1件の記事

2014年6月14日 (土)

「100分de名著・旧約聖書」

「100分de名著・旧約聖書」

 

NHK教育の「100分de名著・旧約聖書」(2014年5月に4週にわたって放送)を観たので感想を書きます。

 

まず、旧約聖書と新約聖書の違いを始めて知りました。ユダヤ教とキリスト教に共通なのが旧約聖書で、その後のキリスト教についてのみ書いたのが新約聖書だそうです。

 

ユダヤ人を守るべきヤーヴェ(神)は、ユダヤ人を守りませんでした。ユダヤ人達は自分たちを守ってくれない神を見捨てるのかなと思いきや、ユダヤ人達は自分達の信仰が薄いから神が守ってくれなかったと考えたそうです。これが「罪」の概念だそうです。かなり自虐的というかマゾヒスティックです。この辺りは自己犠牲を美徳とする日本的な感じがします。神を見捨てた少数のユダヤ人もいたかもしれませんが、その人達は(旧約)聖書には記述されなかったそうです。ここでの伊集院光氏の落語の師匠と弟子の例えが素晴らしかったです。

 

 

「ヨブ記」について。信仰深いヨブを襲う不幸。何も悪い事をしていないどころか模範的な信仰者なのに、なぜこれほど不幸な目に遭わなければならないのか。この不条理が宗教という感じがします。聖書というと西洋的な感じがしますが、この辺りは今の日本人にも十分に通じるものがあります。最後に神ヤーヴェが現れ、ヨブがまた幸せになるというかなり強引な展開になっていました。

 

そして最後にイエス・キリスト登場です。キリストの所はかなりあっさりとしていました。聖書なのに、主役(?)のキリストがほとんど出てこない事に驚きです。

 

膨大な内容の旧約聖書を100分にまとめなければならないので、かなり省略したのでしょうが、とりあえず一通りは学べました。かなりの情報量でしたが、伊集院光氏の比喩を使ったコメントは秀逸でした。地頭の良さで乗り切っている感じがしました。民放が同じような番組を作ったら、ピコピコと効果音がうるさかったり、芸能人が大げさに驚いたりするような番組になったのでしょう。NHKの底力を観ました。素晴らしい内容でした。

 

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