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2015年12月20日 - 2015年12月26日の1件の記事

2015年12月22日 (火)

「雨宮処凛の闘争ダイアリー」

「雨宮処凛の闘争ダイアリー」

 

「雨宮処凛の闘争ダイアリー」(集英社、雨宮処凛、2008年、1400円)を読んだので感想を書きます。何年か前に読んだのですが再読しました。

 

1)P17より、歌舞伎町を視察する時に「迷彩服」を着ていた石原慎太郎氏。西成区を視察する時に車から降りなかった橋下徹氏。何というか、こういう所まで似通っています。

 

2)P24より、高円寺の「素人の乱」のM氏が選挙活動としてのサウンドデモ。「路上喫煙解禁」も主張。貧乏人の味方の振りをしていますが、この方は法政大学の入試に合格する学力はあり、店舗も経営する手腕や人脈などもあるという事です。新しい形のベンチャービジネスとも言えるでしょう。この人達と私は根本的に合わないようです。脱原発デモへの違和感とも共通します。

 

3)P81より、雨宮処凛氏は、2007年の参議院選で川田龍平氏(当時は無所属、今は「みんなの党」)の支援者の一人だったそうです。雨宮氏は今では「みんなの党」に入った川田氏についてどう思っているのでしょうね。

 

4)P208より、新自由主義の新古典派経済学は「自分の利益だけを優先する人だけで社会が構成されている」と仮定。その仮定を正しいと思いこむ馬鹿が出てきた(森永卓郎氏)。

 

P217より、新自由主義で働かずに利益を得ている人達はメディアには出ない(森永卓郎氏)。これは橋下徹氏の支持者にも当てはまります。橋下氏の支持者は、ツイッター上には「B層」が多いですが、「世界」(2012年7月号、岩波書店)によると富裕層が多いそうです。あと、佐高信氏によると、「保守マーケット」というものがあって、君が代・日の丸など保守的な本を出すと何万人かいる「保守マーケット」の人達が買ってくれるそうです。私は橋下氏の支持者にはこのような人達もいると思っています。

 

P235より、ドイツではお金をかけずに食べ物を持ち寄って皆で食べて楽しむ。そこでウイットのあるトークが出来る人が一番評価される(森永卓郎氏)。こちらの方がコミュニケーション能力の差が顕著に出て格差が広がると思うのですが。

 

P239より、アメリカでは一般の学生の奨学金を絞れば志願兵が集まる(森永卓郎氏)。大阪でも公立の学校を統廃合し貧乏人は自衛隊に入る位しか進路が無いようにするつもりではないのでしょうか。

 

5)まとめ

2007年当時の貧困状況が良く分かります。ここから派遣村や脱原発デモにつながって行ったという事です。

ただ、マスコミ等で一般的に言われている事よりも自分が生活していく上での実感を重視するべきです。拡声器騒音に反対する私は、サウンドデモという手段には違和感を持っています(というより、ほとんど反対しています)。本書を読めば読むほど、私はこの世界と別な世界で生きているのではないかという疎外感を感じました。貧困に反対するために拡声器の音は必要不可欠ではありません。他の方法を探っていきたいです。

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